本当に誰にでも描ける猫【後編】
今回は、前回に引き続き「誰にでも描ける猫」の描き方を解説していきます。
前編、中編で顔の輪郭や耳、鼻などを描いていますので、ご覧になっていない方は、そちらからどうぞ。
マズルを描く
それでは、さっそくマズルを描いていきます。マズルは、鼻と口の間のふっくらした部分のことです。
図は【中編】の最後に出てきたものと同じです。
① 9と15を結びます。(図8)
② 9と15を結んだ線と10と14を結んだ線、10と15を結んだ線(対角線)が交わったところに点を書きます。
(図8)
③ 12と14を結びます。(図8)
④ 12と14を結んだ線と11と14を結んだ線(対角線)、11と15を結んだ線が交わったところに点を書きます。
(図8)
⑤ 鼻の下の頂点と左側の2点を曲線で結びます。
(図9)
⑥ 鼻の下の頂点と右側の2点を曲線で結びます。
(図9)
これで、マズルが描けました。
目を描く
あとは、目を描くだけです。
① 2と15を結び、11と14を結んだ線と交わったところに点を描く。(図10)
② 4と15を結んだ線と11と12を結んだ線が交わったところに点を描く。
③ ①の点と11と②の点を曲線で結ぶ。(図11)
④ 3と14を結び、10と15を結んだ線と交わったところに点を描く。(図10)
⑤ 1と14を結んだ線と9と10を結んだ線が交わったところに点を描く。
⑥ ④の点と10と⑤の点を曲線で結ぶ。(図11)
これで目が描けましたので、ひと通り猫と認識出来る絵は描けました。
ひげ や まゆ毛はお好みでどうぞ(笑)
ペン入れなどをして仕上げる
あとは残す線を濃くしながら数字などを消したり、ペン入れをしてから下描きを消すなどして仕上げていきます。
まずは好きなように描いてみる
ここまで書いてきて、身もフタもないかもしれませんが、絵を描いてみたい人は、基本的には"好きなように"描くことをおすすめします。
それでも、描いたものに納得がいかなかったり、この絵が描いてみたいと思われる方は試してみてください。
図12の絵を元に、ヒゲや眉毛を足したり、耳を一回り大きくするなどの簡単なアレンジをしたり(図13)、色を塗ったりすれば、立派な作品に出来ます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、描けるとはいえ、なぜこんな面倒くさい描き方をしたのかについて書こうと思います。
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