#127 フィルターバブルが心配で自分のプロファイリングを見てみた
ネットからプッシュされる情報は偏っている。
おなじサイトへ行っても人によって表示が違っていることがある。
これは、過去の検索履歴や場所などからあなたがプロファイリングされているからです。
だんだん「自分が見たい情報」しか見えなくなってきてしまう。
右寄りの人はさらに右寄りへ誘導されます。その方がここちよい。
左寄りの人もしかり。
オリンピックのときコロナ対策としてバブル方式ってあった。
これと同じく、あたかも情報のバブルの中に包まれたようになってしまって、孤立や分断となってしまう。
イーライ・パリサーはこの現象を「フィルター・バブル」と言った。
「閉じこもるインターネット」早川書房(2012)
「エコーチェンバー(Echo Chamber)」
「現象反響室効果」などとも呼ばれます。
それでは自分がどうプロファイリングされているか?心配になる。
そこで調べてみた。
GoogleのChrome ⇒ 右上「設定」 ⇒ 「googleアカウントの管理」⇒「プライバシーとカスタマイズ」⇒「広告の設定」⇒「広告のカスタマイズ」を開きます。
「広告のカスタマイズに利用する要素」のところにあなたのプロファイルが出てきます。
「広告は、Google アカウントに追加された個人情報、Google のサービスを利用している広告主から提供されるデータ、Google が推定した興味 / 関心に基づいて表示されます。各要素を選択すると、詳細の確認や設定の更新ができます。」とあります。
年齢、性別、言語のほか、関心を持っているものが出る。
これらは個人情報保護法の個人情報には該当しません。
「表示される広告の管理」の「情報や興味 / 関心を編集する」で変えることができます。