#244 お店の生存率:身の丈に合った起業の廃業率は高い
「身の丈に合った起業をしたいです」との相談を受ける
ネイルサロン、マッサージ、バー、アプリ作成、ネット英会話、まずは副業から・・・
起業を考えるのは素晴らしい!
日本は開業率の低さが顕著で問題になっています。
会社勤めだけが人生ではありません。
初期投資は小さい
そりゃ最初からドンとお金を掛けるのは怖い
でも・・・
逆に参入障壁が低い場合、事業の持続性は小さいのも現実
経済は需要と供給だからね
参入障壁の低い事業(初期投資が少ない、免許や資格が不要、高度な技術がない等)ほど、事業の持続性を考える必要があります。
ハードルが低い分、事業計画が甘いことなどが原因で廃業する確率が高くなっている
仮に儲かったとしても他のライバルがすぐ出てくるからね。
たとえば、ネットではラーメン屋さんの開業1年後での廃業率が30%とか50%とか書かれています。
公的データから企業の生存率を計算してみましょう
1年後 3年後 5年後
個人事業主 62% 38% 26% 以降、毎年14%づつ消滅
法 人 80% 63% 53% 以降、毎年7%づつ消滅
2006年中小企業白書のデータより再計算