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#200 無形資産と生産性の関係

日本の生産性が低いことは、無形資産が小さいことも原因です。

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モノづくり、製造業に偏重し、無形のものを軽視する傾向が続きました。

ソフトウェア、特許、知的財産、企業ブランド(広告・宣伝投資)などの無形資産の価値についても過小評価されがちです。

日本の無形資産投資は米国に比べて低い。製造業に比べてサービス産業で低い。

日米英の無形資産の構成比の比較すると、我が国は研究開発のシェアが高いが、人的資本、組織への投資シェアが低い。

バブル経済崩壊以降、ネット移行、人材育成等への無形資産投資が低かったことが原因。 

日本は開業率・廃業率が米国に比べて低い。また、サービス業、小売業は製造業に比べてその率が高いことが知られる。

サービス産業ではハード技術より組織構造、経営、労働慣行が重要で、これらは製造業の技術のような企業間スピルオーバーが容易でなく企業・経営文化に強く化体している。

日本企業は生産性向上の余地がある、とも言えます。(「伸びしろ」があるって便利なコトバだよね)



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