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テンセントが次世代機向けゲーム開発を本格化。

テンセントがカリフォルニアのOrange Countyに次世代機向けのAAAタイトルを開発するスタジオLightSpeed LAを設立するようです。LightSpeed自体はテンセントのモバイルゲーム開発の主力スタジオでしたが、コンソールゲームも手掛けるようです。

ゲーマーから見ると、テンセントは今までActivisionやUBI Softに出資をする間接的な形でコンソールゲーム市場に進出してきています。コンソールで有名になったIPをモバイル展開するのがお決まりのパターンですね。Call of Dutyモバイルなんかが有名です。あとはEpic Gamesの出資者としてでしょうか。フォートナイトをやったり、PCゲームのプラットフォームであるEpic Games Storeでゲームを買うと間接的にテンセントにお金が入ります笑。

このEpic Games、ゲーム開発エンジンであるUnreal Engineの開発元で、多くのPC、コンソールゲームの開発に利用されています。大手ゲーム開発会社は、EAのFrostbiteのように自社開発エンジンを利用している会社が多いです。しかしながらエンジンの使用経験があるエンジニアが多いのか、クオリティが高いのか、自社開発エンジンのコストがしんどいのかUEを使い始めている大手開発会社もあります。ちなみにUEはモバイルゲームにも利用されており、最近日本でも配信開始となったコード:ドラゴンブラッドもUEで開発されています。

LightSpeed LAは当然UEを使ってゲーム開発をするでしょうし、次世代機向けAAAゲーム開発とありますが、Epic Games Storeでも販売するでしょう。テンセントの世界ゲーム市場支配が徐々に進捗しているなーと感じます。

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