僕の大好きなピアニスト「西村広文」
こんばんは。ハイドです。
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もダラダラとnote書いていくと思いますので、1人でも多くの方に読んでもらえると嬉しいです。
ちなみに僕は年明け早々に風邪をぶり返しまして、ティッシュとのど飴が友達です。もはや親友。
2024年は、誰もが想像していないようなスタートを切りました。
石川県能登地方で大地震。震度7。
僕の住む神奈川では震度3くらいでしたが、ゆっくり大きく揺れる「嫌な揺れ方」でした。
その日から現在まで、TVやネットニュースでは津波や火災等で悲惨な状況となった町の様子が映し出されています。
避難所生活を余儀なくされている方の中には、僕の大好きなピアニストも。
西村広文さん。
お正月ということで、ご実家のある石川県に帰省されていたとの事。
X(旧Twitter)やnoteで被災地の状況をそのまま伝えられていますので、読んでみてください。
(見ると苦しくなる方は開かないでくださいね!)
西村さんは僕の大好きなアーティスト・植田真梨恵さんのライブに欠かせないピアニスト。
僕は真梨恵さんのことを度々「天才」と呼んでいるのですが、その天才とぶつかり合うことができる西村さん(以下むぅさん)もまた「天才」だと思っています。
むぅさんは以前、「ピアニストじゃなかったら何になりたい?」という質問に「野球選手」と答えていました。
その理由は、野球選手がホームランを打ったらみんなが「ホームラン」と認めてくれるけど、音楽家はどんなに素晴らしい作品を作ってもみんなが「ホームラン」と認めてくれるとは限らないから。
誰も文句を言えない評価が得られる、そんな野球選手に憧れを抱いているそうです。
すごくアーティストらしい理由でした。
それでも、僕はむぅさんの“ホームラン”をたくさん見てきました。
真梨恵さんとむぅさんの2人で行われるライブ「LAZWALD PIANO」はまさにホームランばかり。
全打席がホームランと言っても良いくらいです。
天才2人の化学反応が見られる最高峰のエンターテインメント。
真梨恵さんの呼吸に合わせ、時に優しく時に激しく弾かれる鍵盤の音色は鳥肌もの。
ライブ会場で生音を聴くのが最高なのですが、映像だけでもきっと素晴らしさが伝わるはず。
ピリピリとした緊張感が堪りません。
以下、正直に書きます。不謹慎かもしれません。
読んで嫌な思いをしたらすみません。僕は所詮そんなやつです。
ニュースを最初に見た時は、心が痛みつつもすごく遠い場所で起きているような感覚でした。
他人事とは言わずとも、あまりにもショッキングすぎて現実じゃないような感じ。受け入れ難い。
それは、僕のまわりの日常は何事もなく続いているからなのかもしれません。
変化と言えば、大きい地震(余震)がある度に会社から安否確認のメールが届くくらい。機械的に「無事」って返すだけ。
「関係ない」という気持ちがどこかにあったような気がします。
しかし、むぅさんのポストを見てハッとさせられました。
大好きなピアニストが被災されているのに「関係ない」わけがありません。
そこから、今回の震災がとても身近なものに感じられるようになりました。
「むぅさんの力になりたい」
そう思っていると、とあるクラウドファンディングを見つけました。
それは、被災されたむぅさんのコンサート費用を集めるクラウドファンディングでした。
支援金をただ渡すとしても、むぅさんの性格的に絶対受け取ってもらえない。
「他にも困ってる人がたくさんいるから自分だけ特別に受け取るなんてできない」って言われそうです。
でも、ピアノコンサートのギャラとしてなら受け取ってもらえるはず。
むぅさんはピアニストだから。
素晴らしいアイデアだと思い、さっそく支援させていただきました。
この記事を読んで下さっている貴方にも支援していただけたらもちろん嬉しいのですが、僕はそのつもりでこの記事を書いたわけではありません。
(クラウドファンディングもあるよ、という紹介の意味で少し触れました。)
まずはとにかくむぅさんのピアノの音を聴いて欲しいんです。天才の奏でる音を聴いて欲しいんです。
下の動画を1度観ていただけるだけでも力になります。
募金したり支援の仕方を調べたり、情報共有のお手伝いをしたり。それぞれが違う方法で震災と向き合っているこのタイミングで、いちピアニストのコンサートを支援してとまでは流石にお願いできません。
でも、むぅさんがこのまま
「被災して可哀想だな」
「大変そうだな」
で終わったらあまりにも悲しいじゃないですか。
ファンとして何か力になりたいじゃないですか。
これを機にむぅさんを知る人が増えても良いじゃないですか。
起きてしまった悲しいことを少しでもプラスに。
僕が不謹慎だと吊し上げられても、むぅさんのためになるなら喜んでこの身を差し出す覚悟です。
この記事が誰かにとって「西村広文」という天才ピアニストを知る機会となったのであれば、ファンとして本望です。
被災者の方々の日常が少しでも早く戻りますように願っています。
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