
【ハイブリッドテクノロジーズ】株式会社エアトリと合同開発した法人向け生成AI総合プラットフォーム「エアトリスマートAI」をリリース
こんにちは。
ハイブリッドテクノロジーズ IR担当でございます。今回もご高覧いただきありがとうございます。
今回は、株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮、証券コード:6191、以下エアトリ社)が企画した法人向け生成AI総合プラットフォーム「エアトリスマートAI」(略称:エアスマAI)についてのご紹介と、当社がお手伝いした内容について、お話しさせていただきたいと思います。
「エアトリスマートAI」とは
「エアトリスマートAI」(略称:エアスマAI)は、生成AIの総合プラットフォームです。ChatGPTと同様にチャットでの質問や文章の要約、翻訳等の自動生成ができるほか、資料生成や議事録生成の機能も搭載しています。さらにテンプレート機能も充実しているため、「どのように使えば良いかわからない」といったユーザーにも使いやすいシステムとなっています。
また、「まずはどんなものかちょっと触ってみたい」 というお試し需要にも対応した、無料で使えるプランも用意されています。

エアトリ社が目指したサービスと課題
エアトリ社は、多数のAIが提供される現代においても、AIを利用する日本人は少なく、業務効率化が図れていない現状があると考えていました。そしてその原因は、料金の高さやセキュリティ面の不安だけでなく、AI利用への不慣れさからも来ているという考えの下、本サービスを構想しました。そこで本件開発にあたっては、次の点を考慮しました。
AIのコスト効率を高め、中小企業でも手軽に導入できるようにすること
マスキングによるセキュリティ体制を敷き、企業情報の流出リスクを最小限に抑えること
利用者が直感的に操作できるユーザーインターフェースを提供すること
AI利用の初心者やITに不慣れなユーザーでも容易に使えるよう、業務で利用可能なテンプレートを充実させること
日本人ユーザーのAI利用促進を通じて、業務効率化を実現すること
また、エアトリ社が持たれていた課題・要望としては、次のようなものがありました。
サービスデザイン、サービス設計、UX/UI、システムの要件定義などの上流工程から体制を構築したい
事業状況に応じて柔軟にリソースを調整したい
新たな市場への参入および拡大に向けて営業戦略を考案したい
AI市場は情報のアップデートが早いので、リサーチを含めた開発をしたい

当社の提案:ラボ型(ストック)開発+保守
UXデザインから販売戦略のサポートまで伴走したサービス体制
当社は開発前の段階で、ビジネスモデルやMVP(Minimum Viable Product)要件の設計を行いました。本件では競合調査やデザインモックを基にユーザーインタビューを実施し、MVPの機能策定やリリース版の価格設定も行いました。MVPの社内展開を通じて、ユーザーからの直接的なフィードバックを収集し、見つかった課題を洗い出し、UXを向上させるための調整を実施しました。また、メインプロダクトの開発に加え、プロダクトを紹介するための周辺ツール「営業資科、サービスサイト、ランディングページ(LP)」も作成いたしました。
営業資料には、ブロダクトの核となる価値提案や独自の機能性、市場における優位性を詳述し、効果的な提案活動を行うためのツールとして作成しました。

サービスサイトでは、サービス・生成AIの概要、よくある質問(FAQ)などを詳しく説明し、興味を持った訪問者がプロダクトを理解するための道筋を提供しました。ランディングページ(LP)は訪問者をリードへと変換させることを主目的とし、興味を持った訪問者がサービスを利用開始できるように促す内容で構築しました。

迅速かつ柔軟に対応可能な開発手法
アジャイルスクラム開発法を採用し、スプリント単位での機能開発を実施しました。これにより、システムの進化過程で生まれたエアトリ社の新たな要望にも、スプリント間の機能開発項目を調整して前後させることで柔軟に対応しました。さらに、動作するシステムを通じてエアトリ社が気づかなかった改善点を発見し、その場で修正を加え、ユーザーとエアトリ社双方に最適なサービスを目指し、構築を行いました。
これからも当社は、顧客に適したデジタル技術を用いて、業務のみならずビジネス変革を提供することで、顧客の競争優位性を高め、社会をよくするための事業を運営してまいります。
お問合せ先
IRに関するお問い合わせについては、弊社ホームページのフォームより、お問い合わせの種別で「当社IRについてのお問い合わせ」をご選択いただき、お送り下さい。
注意事項
このnoteは当社の事業活動、IR活動についてお知らせすることのみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関するご決定は、ご自身の判断で行って頂きますよう、お願い申し上げます。