アビスパ福岡 2022/5/28sat. 浦和戦 両軍死力をつくしたスコアレス
ホームでのドローは悔しさだけがモヤモヤと残ることが多いのですが、浦和戦は終えて清々しいというか、持てる力を出し尽くしたというか…。
ゴールを死守するということがこれほどエキサイティングで面白いとは。
浦和戦の死闘は、長谷部アビスパにあらためて守る楽しみを教えてもらった試合でもありました。
人気カードに超満員のスタジアムを予想していたのですが、空席が目立つホーム側。これはちょっとさびしい。
キックオフ直後から浦和怒涛の攻め、リトリートするアビスパの構図。
浦和の攻撃の起点ショルツ選手をいかに制限するか、山岸のチェックと奮闘が光ります。
展開はほぼ自軍内、ハーフコートでの試合展開ですがこれはある意味アビスパの形でもあります。サポーターの心臓にはよくないですが。
あわや失点かという大ピンチもありましたが、耐えて耐えてスコアレスで前半終了。
シーズンインの頃のキレがなかなか戻らない前、十分な休養が取れない連戦スケジュールとチーム事情。ここはアビスパの抱える弱点のひとつでしょう。
まさにゴール前を死守!村上(神)を中心に鉄壁の守備陣が踏ん張ります。
先に失点をしたらそこでジ・エンド、そんな緊張感がスタジアム全体を包みます。
写真もほぼアビスパのゴール前ばかりで…(^_^;)
それにしても志知の守備がスゴかった!彼の鳥肌モノのクリアが続きました。
アビスパの攻撃唯一の見せ場も、ルキアンは慎重に行き過ぎたのかゴールならず。
結局お互い決め手を欠き、0-0のまま試合は終了。
すべてのスタッツが三割以下、アビスパ通常運転とは言えよくぞ耐えたものです。
見所こそ少なかったものの見ごたえは十分の試合でした。
アビスパはいつの間にやら浦和と伍せるようなチームになったのでしょうか。
いやいやまだまだそのレベルには達していません。
いまはその攻撃の精度とシステムを改善していきたいところでしょうか。
がんばれ!
アビスパ福岡!
今日の生存確認はなし、次戦天皇杯をご期待ください(^_^;)