アビスパ福岡ユースU-18 2018/10/31 wed.プレミアリーグ ガンバ大阪U-18戦
それは果てしなく厳しい戦いでした。
一度決壊するとなかなか修正ができない、
プレミアリーグ前半戦の悪夢がよみがえる、
そんなガンバ大阪戦でした。
それでもゴラッソを含む2得点で一矢報いた、
大敗にめげずしっかりと残りの試合を戦ってほしい、
そう願わずにはいられない初冬を思わせる香椎浜でした。
台風で順延となっていた第15節、
秋を一気に通り越した香椎浜は平日ナイトゲーム、
そのキックオフ直前に滑り込みセーフ。
アビスパは前人未到の6連勝とプレミアリーグ残留確定をかけてガンバとの戦いにのぞみます。
立ち上がりから敵の猛攻にさらされましたが、
先制点はコーナーキックから劣勢だったアビスパへ。
一年生ストライカー石井くんの見事なヘッドが決まりゴール!
連勝中の勢いを感じる試合展開でしたが、
その後も主導権は相変わらず敵チームにありました。
個人技、組織力ともに上回るガンバからなかなかボールが奪えないアビスパ、じわじわとその包囲網に追い詰められますがギリギリのところで踏ん張ります。
海人、北島両選手の情報もしっかりと入っているのでしょう。
左サイドは人数をかけてしっかりと守るガンバ。
スペースをうまく使いながら、早いパス回しで攻め込むガンバをなかなか捉えることが出来ません。ポゼッションはほぼガンバの手中にありました。
毎度で申し訳ないのですが、画質が極端に悪いことをご承知おきくださいませ。
波状攻撃を何度となく跳ね返したゴール前、
しかし前半終了間際、ついに決壊…
ここまで失点していないのが不思議なくらいのがんばりでしたが本当に残念でした。
アビスパにも追加点のビッグチャンスはあったのですが、試合はドローのままハーフタイムへ。
ここで落ち着いて後半に入りたいアビスパ。
しかし怒涛の攻めをまったく緩めようとしないガンバに対し、
50分すぎから矢継ぎ早に失点を重ねてしまいます。
ついには円陣を組んでの立て直しを図るアビスパイレブン。
劣勢を跳ね返す狼煙を上げたのは、右SBの坂口くんでした。
絶好の位置で得たフリーキックから…
撮影者も意表をつかれた弾道はニアからゴール右隅へ一直線!
これはまさしくゴラッソでしたね。
その後も交代で入った利川くんを中心に劣勢を挽回しようとしますが、
なかなか相手にプレッシャーをかけることが出来ません。
焦りからかファールばかりが増えてしまう。
それでも終盤はガンバの足も止まってきて互角の撃ち合いへ…
それも実らず終了間際にダメ押しとなる5点目を入れられ万事休す。
それにしてもガンバ大阪ユースはすばらしいチームに仕上がっていました。敵ながらアッパレです!
残りの試合に備えて、いい試練でした。
再び気持ちを引き締めて3試合、
ひとつでも多くの勝ち点を取っていきましょう!