アビスパ福岡ユースU-18 2019/6/29 sat. プレミアリーグ 東福岡高校戦 息詰まる福岡ダービー!
不甲斐ないトップチームとは対照的に、ホームに強豪高校を迎えて息詰まる熱戦を繰り広げてくれたアビスパ福岡U-18。
一瞬のミスさえ許されない極限状態で生まれるすばらしいゴール。スーパーセーブを繰り返した相手キーパー、それは競い合う好敵手あってこその好ゲームでした。
大方の予報をくつがえし、曇天から一向に雨は落ちてこない。
梅雨空さえも福岡ダービーに期待しているんでしょうか。
福岡ダービーとは言っても、相手は遥か先を走っている東福岡高校。それでもやっぱり負けるわけにはいかない、というかなんとしても勝たなければ。
試合前のウォームアップを淡々と終え、いよいよダービーにのぞむ若蜂軍団。
東福岡高校のキャプテンは、司令塔で10番の荒木選手。
対するアビスパは前節見事な逆転勝利をあげた愛媛戦とほぼ同じスタメンでした。
いざ!キックオフ!
愛媛戦と唯一変わったのが右SHで出場の松本くん、県リーグ前節で2得点をあげた成果を認められたのかもしれません。ちょいオッサンぽい風貌ですがナイスガイです!(^_^;)
前節でキャプテンだった鷹巣くんの負傷欠場で急きょボランチに入った寺田くんがそのままスライド、期待の大型二年生です。
いきなり序盤から押し込んでくる東福岡の猛攻に晒されるアビスパ、
しかしキャプテン吉村銀河を中心にゴールを死守します。
東福岡32番のモヨ選手は強靭なフィジカルとロングスローが武器、アビスパにとってはじつに厄介な右SBでした。
FWで9番石井くんのプレッシャーが東の守備陣を手こずらせ、絶好の位置でFK獲得。キッカーは11番の田村奎人くん。
銀河がちょうどブラインドになってキーパーがボールを失ったようにも見えましたが、じつに鮮やかな先制点でした。
アビスパにとってはまさに起死回生のゴールでしたね。
ここから一気に攻勢に出たアビスパでしたが、東福岡守備陣も集中力を切らさずに追加点を与えません。
寺田くんと組んだボランチはかなり絞った印象の14番の渡辺海斗くんでした。
そしてアビスパのドリブルスターといえばこの男、FW8番の松田くんですね。
前半終盤は東福岡が攻勢、17番の青木選手を中心にアビスパゴールへ何度となく迫りますがなかなかゴールが決まりません。
コーナーキックの連続、それはピンチの連続でもありました。
結局試合は1-0のままハーフタイムへ。アビスパの守備がいいのか、それとも東福岡の決定力がないのか。どちらとも言えない拮抗したゲーム。
このままでは終わらないだろう、だれもがそう思った香椎浜は後半が始まります。
予想通りアビスパゴールへ襲いかかる東福岡攻撃陣。
決まらないゴール、じれる展開になかなか意気の上がらない東福岡大応援団。
完全に東福岡の流れだったのですが、ことごとく決まらない。運もアビスパに味方しましたかね。
再びアビスパに流れを引き寄せるべく投入された15番のFW軸丸くん。
早めに灯がともされた香椎浜、このあたりからカメラの画像も荒れて参ります。(^_^;)
アビスパに数少なかったチャンスが到来、石井くん、12番の田代くんの連続シュート!
しかしこれを東福岡ゴールキーパー神田選手とCB大串選手がスーパーセーブ!これはすばらしいプレーでしたね。敵ながらあっぱれです!
ようやく試合が動いたのはこの直後のコーナーキックから…
それでもまだセーフティとは言えない時間帯、東福岡の波状攻撃はこのくらいでは収まりません。
やや疲れの見え始めた相手に対し、アビスパも鋭いカウンターで応酬します。
好ゲームに終止符を打ったのはエースでした。今日2得点の大活躍を見せた田村くんのコーナーキックにフリーで合わせた石井くん!
これで勝負あり、あとは守備を固めて試合をクローズするだけ。
交代で入った選手たちも集中してしっかりと守り抜きます。
やったぜ!ホームで難敵を撃破!
主力を欠いたりとこの日はツキもなかった東福岡ですが、まだまだこんなものではないでしょう。強豪らしい巻き返しに期待したいと思います。
最後にゴールマウスを守り抜いたキーパー16番の吉田翼くんからちょっとしたサプライズが…
これはなかなかのフェイント、渡辺海斗くんだけが引っかかりましたね。(笑)
最後にすばらしいゴールをルルさんの動画でもう一度。
そしてダイスケさんのすばらしい写真!
そしてヒーローたちのインタビュー!
よくやった!
この流れを切らさずに連勝をめざそう!
がんばれ!アビスパ福岡U-18!
そしてクラ選もね!
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