アビスパ福岡 2020/07/25sat. 岡山戦 守り勝って三連勝!!!
開幕戦からまだわずかではありますが、上島とグローリの双璧がこれほど頼もしく思える試合があったでしょうか。アビスパ鉄壁の最終ラインは終盤さらに厚みを増して三試合連続の無失点勝利。
そして石津、前…過密日程を乗り切るためには欠かせないピースたちも帰ってきましたね。ここからボール支配率を少しづつ高めて、試合の主導権を握る戦いを展開したいところです。
それにしても出てくる選手が揃いも揃って忠実にそのタスクをこなすという、これまで見たことのないアビスパに期待は高まる岡山戦でした。
相変わらず梅雨空の続く福岡。
最悪の雨は免れたものの、朝から日が差したり雲に覆われたりで不安定な雲行き。
コロナ禍で入場者数に苦しむクラブに、せめてお天気だけはアシストしてほしいのですが…
選手到着後のピッチサイドにて。スタメン出場の重廣ですかね、前日のトレーニング中に何らかアクシデントでもあったのかな…
そして選手入場!
待ちに待った石津と前がメンバーに復帰、石津はいきなりのスタメン出場でしたね。これは否が応でも気分が盛り上がる!
今日の相手、岡山にはかつてアビスパに所属していた濱田水輝がいます。この試合はキャプテンマークを巻いての出場、ミズキ!お元気そうで何より!
こちらも今日が公式戦デビューのアビスパチアリーダーズ!これからスタジアムに華を添えてくれるようです。
唯一の男子メンバー、takaraさんのバク宙には度肝を抜かれました。
そしてビジョンでは元気な姿のグティエレス選手。開幕前の大怪我で戦線離脱を余儀なくされていましたが、ようやく来月からのチーム合流にめどが立ったようです。
超過密日程でイレギュラーなシーズン、外国人の出場枠があるとはいえ層が厚くなることにマイナス要素はないはず、屈強なCBの無事な合流を祈ります。
セランテス、フアンマ、グローリ、センターラインの頼もしすぎるスパニッシュトリオがスタメン。
岡山がロングボールを多用してきたので比較的楽な前半。そのせいだけではなかったのでしょうが、こちらも美しい夕焼けを眺める余裕がまだありました。(^_^;)
そして序盤からゴールの匂いを漂わせていた石津に願ってもないボールが、同じような形で飛んできました。
ブロックに飛び込んだのは濱田選手でしたが、一歩及ばず…
ゴール後の石津らしいドヤ顔ポーズ!
復活弾をこれ以上ないタイミングでドンピシャ決めてくれました。ぜひともここからゴールの量産をお願いしたいところです。
そのままアビスパ一点のリードでハーフタイムへ、ここのところ先制逃げ切りが勝利の方程式となっているアビスパにとっては理想的な展開となりました。
夜空に三日月が美しく映えるベススタでしたね。
そしてチアの皆さんの演技がまたお美しい。
さて今日もアビスパ得意の逃げ切りパターンに持ち込めるのか、岡山戦後半のスタートです。
連戦の疲れからでしょうか、ゲーム中に痛む選手がやや増えてきたアビスパ。ここまでもらったイエローカードも少ないとは言えない。シーズンの行方は選手層の厚さにも左右されそうな気がします。そのための総動員への準備、戦力補強と選手起用もそこまで計算してのことでしょう。
後半になるとしっかりとボールを繋いできた岡山に度々自軍深くへの侵入を許し、危ない場面も増えてきました。
ファールで止めはしたものの、このフリーキックにつながる岡山の攻撃はアビスパにとっては最大のピンチでしたね。
ここはセランテスがうまく弾いて事なきを得ましたが。
組織化されつつあるチームというのはこれほどまでに見るものにも安定感を与えるものなのか、直近のホーム戦で見ただけでもそれを感じ取ることがでる。ピッチの中でやるべきことをしっかりと認識してプレーをする選手たち。もちろんまだまだ連携はできていないしミスもたくさんありますが、そこに迷いがないことが大きな違いだと感じます。
ポストプレーだけでもストレスフルだと思うのですが、守備にもしっかりと奔走するフアンマの姿がその象徴と言えるのかもしれません。
地味ながら最前線でタスクを遂行した福満、フル回転の活躍を見せた増山が矢継ぎ早に交代。それでも出てきた選手がその穴をしっかりと埋めてくれる。
そして前の復活が大きい、ようやくゲームメイカーが帰ってきた。ここからアビスパの攻撃を再構築してくれ!
遠野の存在感が日に日に大きく感じられます。短期間でこれほどまでに成長するとは予想もつかなかった。
終盤は岡山のコーナーキックの連続であまり落ち着いて見ることはできませんでしたが、おそらくアビスパにとってはゲームプラン通りの展開だったのでしょう。
そのまましっかりと逃げ切って1-0で試合終了、これで三連勝!!!
連敗からの脱出だっただけによくぞここまで持ち直したなと思います。
まあ監督にしてみればその連敗が誤算すぎたのかもしれませんが。
この先もまだまだ試練は続くのでしょうが、見守る楽しみが長谷部アビスパには確実にあると思います。コロナ禍同様、一進一退を繰り返しながら強いアビスパへ、まだ道のりははじまったばかり。
野次と怒号の飛ばないバックスタンド、みんなの幸せそうな表情。
やってくるのは極上の週末だ!
そして新名物のセレモニーとなるか、takaraさん勝利のバク宙~
中三日でのホーム愛媛戦はどんな陣容でのぞむのか、次の展開も楽しみですね。
水曜勝ちましょう!
がんばれ!アビスパ福岡!
目指せ!4連勝!!!!