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吉本一謙!オレたちにはカズがいる!
まさに阿鼻叫喚!
アウェイ千葉戦は土壇場の城後のゴールでドロー決着。
そしてチームの劣勢を跳ね返した吉本の同点弾も気持ちの入ったゴールでしたね。
コンディション不良でなかなか戦列に復帰できない岩下の穴を埋めるべく、
センターバックという要所にも関わらず、夏のレンタル移籍からほどなく本領を発揮した吉本。
そう、カズといえば吉本一謙!
あるいは、よっさん!
この屈託のない笑顔が吉本の最大の魅力。
雁の巣でも移籍当初から、この明るさで周りを巻き込んでいた吉本。
すぐにチームに溶け込んでいたようにも見えました。
同じ時期にレンタルで移籍してきた古賀太陽に先行されたものの、
そこはベテラン、あせらずにしっかりと準備をしていたのでしょう。
どちらかというとストイックでおとなしい選手が多いアビスパにあって、
ひときわ明るい笑顔が目を引きます。
そんな吉本には人をひきつけるオーラがあるなと感じます。
たまたまとはいえユインス、駒野や圍などFC東京ゆかりの選手が多いのも、
リスタートした吉本にとってはいい環境だったのかもしれません。
レベスタ初見参は7月21日のヴェルディ戦でした。
起用までの異例の早さは、井原監督の期待のあらわれでもあったんでしょう。
ところがレベスタデビューを喜ぶ暇もなくその直後からコンディションをくずし、雁の巣での別メニューの日々が続きます。
そんなときにもチームメイトからの声掛けに陽気に応じる姿が印象的なよっさんでした。
体格的は大きな選手なのですが、
それを感じさせない物腰の柔らかさ、
プレーでも若手選手を許容しながら彼らを前に押し出す余裕、
これまでにアビスパにはいなかったタイプの選手だと感じます。
左は先日、来季からの入団が発表されたユースU-18の北島祐二選手ですね。
練習中もチームメイトから明るくいじられるカズ。
待望のレベスタ初スタメンは、
最後まで勝負の行方がわからない死闘となった大分戦でした。
キックオフ直前、
エンブレムに手をあて、
勝利を祈る姿が印象的な吉本。
そしてチームメイトへのマメな声掛けとラインのコントロール。
まるでチームの中心にいるような、堂々たる存在感でした。
岩下とはまた別の意味での存在感、
彼とはタイプの違う、好対照な選手ですね。