アビスパ福岡ユースU-18 2018/9/2sun.プレミアリーグ 米子北高校戦
押せども押せどもゴールが遠い、
それでも絶対にあきらめない。
みんなの強い気持ちが最後の最後で後押ししてくれた。
厳しく言うのならば辛勝といってもいいでしょう。
それでもやっと両目が開いたリーグ戦、
この勝利が次への大きな自信となればいい。
最後まで悔いのないシーズンに、
このメンバーで戦えるのもあとわずかなのだから…
秋を告げるのは気持ち涼しく感じる香椎浜の風ぐらいでしょうか、
灼熱の太陽はまだまだ真夏の人工芝でした。
ここで勝利をあげなければもう後がない、
必勝体制でのぞむアビスパU-18イレブン。
しかし序盤に思わぬ落とし穴、
最終ラインとキーパーとの連携がうまくいかず、
パスミスをかっさらわれ、よもやの失点。
いきなり苦しい展開となってしまったアビスパ。
何とか挽回するべく怒涛の攻めを見せるものの、
焦りからか、
最後の精度に欠いてなかなかゴールを割れない。
対する米子北の守りも固かった。
その後も攻あぐむアビスパでしたが、
試合は思わぬ展開へ…
相手選手のアフター気味のアタックが、足裏を見せたとのことでなんとレッドカードの退場。
米子北はここからひとり少ない苦しい布陣となってしまいました。
チャンスはその直後、
縦パスを迷いなく蹴り込んだのは松田トモキ!
まさしく起死回生の一発、時間帯もよかった!
試合は1-1でハーフタイム、
これで精神的にはかなり楽になるはずだったのですが…
後半のキックオフ。
やるべきことがハッキリしている10人を攻めるのは楽ではないところがサッカーの常道でしょうかね、あと一歩のところでゴールが決まらないアビスパ。
それどころか相手の繰り出すカウンターに危ない場面もあったり…
それでもやれることのすべてを積み重ねるしかない。
待ちに待ったチャンスが巡ってきたのは試合の終盤でした。
鉄壁の守備を築く米子北の壁を打ち破ったのは途中交代で入った田代選手。
このプレーがPKの判定、キッカーはもちろん北島選手ですね。
落ち着いて決めました。
そのまま1点のリードを守りきって試合終了、
ようやくつかんだ勝利です!
ここまで苦しい道のりでしたが、
着実に戦い方は良くなってきている。
失点が減っているのが何よりの証拠、
この試合の後半のようにコツコツと出来ることを積み重ねていけば、
きっといい結果が待っているはずです。
ここから勝ちを重ねて来季もプレミアで!