孤独について 15.孤独と政策
私も”後期老齢者”が近づき、これからおとずれるかもしれない「おひとりさま=孤独」の時間をどうすごせばよいか考える必要を感じています。
そこで、「こんな本を読んだ 番外篇」で、さまざまな人の著書をもとに「孤独」について考えています。第15回は孤独と政策について。
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【独断的結論】貧困化の解決なしに未来なし
15.孤独と政策
政府に「孤独・孤立対策」というものがあります。関連ホームページのトップに次のような宣言があります。
そのもととなる法律が『孤独・孤立対策推進法』です。その「趣旨」について、次のように述べられています。
また、その基本理念は次のように述べられています。
支援の制度・窓口を検索するサイトもあります。
⇒ 『あなたはひとりじゃない』
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さて、こうして見てきたところで、次のようにまとめられると思います。
社会が変化した → 孤独・孤立の問題が深刻化した → 対策が必要
法律が制定されたのが2023年6月と日が浅く、いま評価するのは酷かもしれませんが、全体としての印象は、対処療法に重きがおかれているように思われます。
具体的な対策としては、いまのところ、既存の団体や行政の紹介(丸投げ)にとどまっており、法に基づく実施策を待つしかありません。
遅すぎるって..
それに、孤独・孤立にしても、少子化や犯罪にしても、いま問題となっていることの根底に、日本の多くの人たちの貧困化が横たわっていると、私は考えます。
貧困化の解決なしに、未来はない。
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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。
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