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『紺青の鈴』を読んだ

高橋治さんの『紺青の鈴』を読みました。

高橋さんは元映画監督。10年ほど監督をしたのち、作家活動に入ります。1985年に『風の盆恋歌』でブレイク。本作は同年の出版作です。何度も映像化された「神崎省吾シリーズ」の原作者でもあります。2015年没。

『風の盆恋歌』がよくできた作品だったので、本作もいつか読みたいと思いながら40年近くもたってしまいました。期待通りの秀作で、分厚い本でしたが、一気読みしました。

で、私の大好物である、伝統工芸もの、成長物語、女性が主人公というシチュエーションがそろっていて、楽しめました。ちょっと甘めかなと思える恋愛要素も、予想外の結末となって、驚きました。

著者の後期の作品で、同様な伝統工芸ものである『星の衣』というのがあって、読んでみたいんだけど、これも死ぬまでに読めるかどうか。



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すみません。今、体力がなくてお返しのスキができておりません。ご了承くださいませ。

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安っさん@こんな本を読んだ
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