Dahon K-3の輪行袋をMontBellに変えてみた
包むのが苦手なんです
Dahon K-3の輪行には少なからず悩まされ続けてきた。
輪行に使っていたのはDahon純正の「SlipBag16”」なのだけど、自分のK-3 には荷台が付いている為か、毎回袋に入れる時に苦労してたのだ。とてもヒラヒラとした軽くて丈夫な素材の袋(?)なのだけど、それが災いしてなぜか自転車の位置を直したりしていると勝手にジップが下がってしまい、上手く包むことができないことが度々あった。特に困るのが、ペダルの位置が丁度いい感じにピッタリでないと、そもそもジッパーが上げられない。
「SlipBag16”」はK-3には余裕のある輪行袋だけど、付けた荷台のせいか(?)かなりタイトなものになってしまったのだ。輪行先の帰りの駅でペナペナの袋と格闘しながら、自転車をしまうのが正直かなりストレスに感じていた。荷台を外そうかとも考えたのだけれど・・そもそも「包む」という使い方がちょっとストレスなのだった。
気が引けてしまう理由の一つに、この輪行袋は、駅前の地面に袋をバッと展開して広げないと自転車を包めないのだ。普通にそういうスペースがある駅は稀だし、それなりに人通りがある駅だとさらに「スイマセンスイマセン・・」と気を遣うタチなので、折りたたんだ自転車をザクっとそのまま入れられるバッグ型の輪行袋などが折りたたみ自転車には理想なのかな・・と考えたりもした。もっと簡単にしまえる輪行袋やバッグはないものか・・と探していたのだ。
モンベル製の輪行袋を買ってみた!
ふとしたきっかけでモンベルから小径車用の輪行袋が出てることを知った。どうも自転車の上から袋をかぶせる方式だと分かった・・包まないでいいのだ! 興味が先走ってしまい、とりあえず買ってみた。
正式名称は「モンベル コンパクトリンコウバッグ フォールディングバイク用」というそうです。
届いたモンベルの小径車用の輪行袋は非常にコンパクトなもので、収納時のサイズはDahonの「SlipBag16”」の半分以下、長さも15㎝ほどで、太さはペットボトルの様である。
収納袋本体は本体と繋がっていて、無くす心配はない。同梱されている肩に掛けるベルトで、自転車の本体に結んで(?)持ち上げる方式、これは「SlipBag16"」と同じだけど、モンベルのものは肩パットは付属してないので、持ち運ぶ時間は短い方がよい感じだ。10㎏程とはいえ、肩に食い込む。また
「SlipBag16"」はベルトを8の字環に通す必要がなく、プラのスナップでカチャッと嵌める方式である。まあその辺、モンベルはストイックなまでに「山」を感じさせるメーカーなのかもしれない。
袋本体は肩ひもを出すために上部が30㎝ほど開いている。また下部も丸開きだ。どこにもジッパーなどはない単純なつくりのカバー状のモノだ。その袋をガバッと自転車の上から被せるのだ。
被せたら、肩ベルトを上部の切れ目から出して、地面すれすれの部分にあるドローコードを引っ張って下の開口部をギュッとすぼめていく。
すぼめていく際に自転車を少し斜めに倒す必要があります。
ドローコードを絞り終わったら、その紐をくるくる巻いて用意されている小さなポケットに入れて完成となる。かさばり感は正直「SlipBag16"」と大差はない。
収納する時間だが、正直どちらも同じくらいかかる。ベルトの紐を輪に通すもの面倒だと言えば面倒だからだ。しかし、自分にとってはモンベルの方が、駅前でお店も広げず、焦らずに自転車を輪行袋にしまえる(?)安心感があったのは確かだ。ただ自転車に被せてドローコードを引っ張るという手順の単純さがとても便利だと感じた。
問題があるとすれば、袋の本体を元の小さな収納袋にしまう時に肩ベルトが入りきらない~と押し込むのに結構苦労することだ。
それ以外は、特に問題なく使える、モンベルさんありがとう。
「モンベル コンンパクトリンコウバッグ フォールディングバイク用」、
かなり気に入りました。
https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=541500
しかし、まだもっと楽な「輪行袋」を探す旅は続くと思うのだ。
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