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出演したドキュメンタリーが賞を受賞したらしい。
今朝、South China Morning Post(SCMP) の担当プロデューサーから嬉しいニュースがあります、というメールをもらった。
1960年代、帰国事業で日本から北朝鮮に渡った叔父の家族について語った私のインタビューをもとに制作された、15分ほどのドキュメンタリー作品が、ニューヨークのNew York Festivals TV & Film Awards 2024にて、「ショート・ドキュメンタリー」部門のシルバーアワードを受賞したという。
驚いた。
このドキュメンタリーが世界中で100万回以上も再生され、ものすごい数のコメント(もちろん英語がほとんど)が寄せられていることにもびっくりしている。(私は撮影後にすっかり忘れていて、コメントや再生数をチェックすることがなかった。)
![](https://assets.st-note.com/img/1713350372210-Xh5IG6CrcC.png?width=1200)
今も視聴数が伸び続けています、というメールに、少し胸が熱くなった。
北朝鮮への帰国事業は、日本や韓国でも関心が薄れている問題だし、海外からの反応などほぼ期待していなかった。それだけに、温かい励ましの言葉や、一緒に悲しんだり、憤ったり、泣いてくれる人たちが世界中にこんなにいるんだ…と感動。
同時にメディアの力、英語で発信することの意味を改めて考えさせられた。
2日間つきっきりで撮影し、山ほどの資料を半年以上かけて勉強し、関係者を取材し、慎重・丁寧に編集してくれたジョナサン(一人で大きな機材やカメラを背負い、地下鉄に乗って、寒い日に韓国の我が家まで訪ねてきた)に、心から敬意と感謝を伝えたい。
プロの仕事って、こういうことなんだな、と学びました。