生活の中のささやかなハロウィンたち

2023年10月31日 22:12

今年もハロウィンがやってきました。2023年の私のハロウィンは、日常のふとした瞬間にちょっとずつハロウィン要素を取り入れていくような、そんな一日になりました。

普段は自宅でテレワークをしている私ですが、今日はちゃんとした服装をして会社へ。通勤の電車で普段みているアプリを起動すると、起動画面がハロウィン仕様になっていました。通信制限をかけられた端末が、ハロウィン仕様の浮かれた画面を少し長めに映し出す様子を、他にすることもなくしばらく見つめていました。

パソコンのディスプレイが10月31日を表示しているとはいえ、業務時間中にハロウィン要素なんて無いだろう…と思っていましたが、同僚からMicrosoft Teamsで🎃の絵文字付きで連絡が来ました。リアクションを同じ🎃の絵文字で返しておきました。

社員食堂に行くと、ハロウィン限定メニューが提供されていました。献立には、かぼちゃとか幽霊とか悪魔みたいな名前のメニューが並んでいて、なんか浮かれた気持ちになりました。実際に味もおいしくて、心なしか食堂スタッフの人たちも気合が入っているような気がしました。

もう業務時間中にハロウィン要素なんて無いだろう…と思っていましたが、とある部署が作成した社内向けの資料に、ジャック・オ・ランタン🎃とか、おばけちゃん👻が載っていました。ハロウィン要素、割としっかりありました。

ハロウィン効果なのか、お仕事も捗ったので予定より早く退勤できました。ここまでハロウィン要素が連続すると、家に帰ってからも何らかのハロウィン要素が欲しくなります。なので、ちょっと寄り道してケーキ屋さんに行ってハロウィンっぽいケーキを買って帰りました。

ケーキの箱を持って家まで歩いていると、ライトな仮装をしている男女とすれ違いました。ここは東京ではありませんが、繁華街にいけばそれなりにハロウィンっぽい格好をした男女が集まってるのかも…と思いましたが、人混みは苦手だなと思い直しながら大人しく家までの道を歩きました。

買ったケーキは、私と嫁の２つ分。夕食後、コーヒーを淹れてもらってケーキを食べました。嫁は会社でお菓子をもらって来たらしく、「（会社の人が）ハロウィンってお菓子をあげる日だっけってくらいお菓子あげてた」と言いながら冷蔵庫にお菓子をしまっていました。今年のハロウィンはそんな日だったようです。

これまでの人生で、あんまりハロウィン当日にハロウィンっぽいことをやった記憶がないのですが、今年のハロウィンはなんか小さなハロウィンたちで彩られたような一日になりました。

最近お仕事が忙しかったので、漢字のように心を亡くしかけていましたが、今日は楽しかったのかラクな気持ちで過ごすことができ、お仕事のアウトプットも満足行くものが出せました。ハロウィンは偉大。次はクリスマスかな。