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もうだめ人生録③ クラゲのように何もせず人生を漂うだけだった大学時代

大学時代の私は、人生の中で迷子になっていた時期でした。

自分が何者なのかも分からず、自分がどこに行けばいいのかも分からない、そんな感覚がありました。

私は「普通の」大学生

大学時代に特にやりたいこともなく、講義を受けてサークル活動やバイトにいそしむ日々を送る…

私もそんな「普通の大学生」のうちのひとりでした。

一方で、私の周りには、大学2年生の頃からインターンを始めた同級生や、自らビジネスを立ち上げた高校の友人など、「普通じゃない大学生」も複数名いました。

「普通の大学生」からクラスチェンジするチャンスはあったと思いますが、自分の時間を費やしてまでやりたいことが見つからないまま時間を過ごしていました。

海中を漂うだけのクラゲのような人生

自分で目的地を決められずにそのままになっている状況は、海の中を漂っているクラゲのようでした。

大学の講義や課題をこなして単位を取り、サークル活動やバイトをすることは、周りの学生がやっていることに同調して流されてやっていたように思います。

ときどき興味があることを見つけては手を出してみたりはするけれど、自分からやりたいことを探して積極的に行動することはしません。

波や海流に流されながら餌を見つけて捕食するクラゲのような人生を送っていたのが、私の大学4年間でした。

クラゲになった私に気づいた先生の話

大学の教員の中には、そうした私のことを厳しく評価する先生もいました。

その先生からは「『自分探し』をしようとしている典型的な人」「実行力がない」など、割と辛辣なことを言われました。

私がしっかりやる気とか熱意を持って物事に取り組んでいる様子もなければ、私はこれからこうなりたいというビジョンが欠片も見えなかったからだと思います。

その先生はあんまり丁寧なタイプではなかったので(失礼)、全てを言葉にして伝えてくれることはありませんでしたが、今振り返ってもあのとき言われたことは全て正しかったなと思います。

結局クラゲのままで終わった大学生活

クラゲ状態でも、大学生として生活するのには全く困りませんでした。

ただ就職活動ではハチャメチャに苦労しました。何ならクラゲのまま社会人になったので社会人になった後も苦労しました。

クラゲになったことの実害は、そのあたりでハチャメチャに明らかになるので、別記事にまとめたいと思います。