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[2月2日]十人十色の農業の形(2)

2月2日〈本日の業務〉

10:00-16:00 農家さんヒアリング同行
16:30- HYAKUSHO わさび田偵察

▶︎十人十色の農業の形

今日は1日、農家さんのヒアリングに同行させていただきました。
これからの活動で、農家さんの駆け込み寺的施設を作るべく、その自治体の農家さんの栽培情報や、経営課題などをお聞きしていきました。

1日お話を聞いていて、心に残った。
リンゴを生で売るだけでなく、ジュースに加工して売っているMさん。ジュースのリンゴは、自分の畑で採れたリンゴだけでなく、仲間の農家さんのリンゴを高めに買い取ったものも使用しているそうです。選果場で買ってきたりんごを使うなどもっとお金を得る方法はあるようなのですが、なぜそのようにしているのでしょうか。

「まちの農家の力になりたい。俺のためじゃない。」
「ジュースが町の特産品になることで客寄せパンダになればいいの。俺が頑張ったから果樹が盛り上がったよー、と、地域に貢献できたらいい。」

私は、将来の選択肢のひとつとして農家になることも考えていましたが、そうなった場合、自分がどのようにしてある程度の収入を得て食っていくのかを考えていました。

しかしMさんは、私の何歩も先を行った考え方をしていました。
収穫量など数字を毎年記録し、農業で食っていく経営戦略をしっかりと立てた上で、どう地域貢献していくか。

金儲けのための農業という形もあるし、やり方次第で”心”を豊かにするための農業という形もありますね。ここまで割り切って農家をされている方に初めてお会いしました。もちろんお金は生きていくために大切なものですが、他のお仕事とも比較して農家ってお金よりも心の豊かさにより向き合えるお仕事だなと感じました。

あとちょっとおまけで気づいたこと。
代表の田中さんは、奇抜なアイディアが浮かんだ時に「あれちゃう?」から話し始める。
私も言いたい(笑)

▶︎初!HYAKUSHOわさび田!

ヒアリングの帰り道、きのぴーさん(HYAKUSHOの農家さん担当)にHYAKUSHOのわさび田に連れて行っていただきました。
人生初わさび田!

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わさび田というくらいなので、浅いですが地面に水が張っています。石で畝を作り、その畝にわさびを定着させます。地面の下にぐんぐん伸びていき、1年以上かけてわさびがなるそうです。
薬味として、日常では距離の近いところにあるわさびですが、実際どのように栽培されているかを初めて見て興奮しました。些細な経験でしたが、今まで以上に美味しくわさびが食べられそうです。

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(この写真を撮っているときに足元を見ておらず、スニーカーが水没しました。。)

今日の日誌はここまで。
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