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※募集終了[2022年度・宮津農旅インターンシップ]海沿いの集落で半農半漁を体感する1週間

※今年度の募集は終了しました。

こちらは、2022年度、京都府宮津市(https://www.city.miyazu.kyoto.jp/)と株式会社百章(https://www.hyakusho.org/)が連携し、企画・運営を行う農業インターンシッププログラムです。

従来の農業インターンシップや研修では、農業経営を学ぶことを中心としたプログラムが多く、農業を一つのナリワイとして取り組みたい人にとって少しハードルの高いものでした。


“農”は暮らしの延長線上に、地域の延長線上にあります。
本プログラムでは、企業でガッツリ農作業の知識やスキルを学ぶ、というものではなく、地域に入り、暮らしと繋がっている“農”を体験していただくプログラムになっています。

農への関わり方は人それぞれ。
自分の人生の中に、どんな風に“農”があるといいでしょうか?

そんなことを考えてみたい方に向けた農業インターンシップを企画したくて、宮津農旅インターンシップをスタートしました。
 
それでは、2022年10月23〜29日に開催予定の
海沿いの集落で半農半漁を体感する1週間
について詳しくご紹介させていただきます!

※地域の詳細やプログラムの内容を見なくて良い方は、下記の目次より申し込みへお進みください。


海から徒歩10秒。海と共に、田畑と共に作られた里 ”矢原・脇の浜地区”

宮津市街地より、車で10分。栗田(くんだ)半島の中間に位置する、矢原・脇の浜地区。

ふたつの地域合わせても、世帯数は50戸ほどで、住人も100人弱ほどの地域です。

この地域は、昔は漁師と農家の兼業で暮らす家が多く、現在、国道が走っている場所は元は砂浜となっており、すぐに船を出せるようになっていました。

現在の家も、海側は蔵(倉庫)として、山側が母家(居住地)としての名残が残っており、ほとんどの家が、2棟に分かれ、中庭があって、後ろに畑があるような造りになっています。

集落から山手に向かって、田んぼ・畑が広がります。

畑側から見下ろす海も壮大で、美しいですね。
ずっと奥の方には、日本三景の天橋立も見えています。

耕作放棄地になってしまった場所には、地域の美化活動の一環で、可愛らしいコキアが植えられていました。

集落のハジの方には、何やら謎の古い客船が鎮座しています。

昔、旅客船として使われていた船を何処かの誰かが購入し、この地においているらしい…
謎ですが、集落のアイコンとしてわざわざ観に来る人もいるそうです!

集落の山際には、ポツポツと洞穴が。
この辺りも、先の戦争で使用された防空壕がまだ残っているのかな?と思いきや、

なんと、芋などを長期貯蔵するために作られた穴だそうです!!!
一家に一穴あるそう。山が身近にある、集落の知恵ですね。

集落の中には、もちろん港もあります!
今でも数名の漁師さんが沖に出て様々な魚介を獲って来られる場所となっています。

地域の漁師さんの手づくり生簀(いけす)も港に浮いていました。
ここで、獲ってきた魚を生かしつつ、必要な時に出荷されるそうです!

地域づくり・農地保全のかなめ柴田さん、大阪から移住して10年、半農半漁の実践者 池上さん

今回、矢原・脇の浜地区での受け入れをしていただくのは、柴田さん(写真 左)と池上さん(写真 右)です。

柴田さんは、地域をまとめる自治会長をされながら、農地を保全するための様々な地域活動を積極的に行われている、地域づくりの中心人物です!

以前も、農業体験などの受け入れを積極的に行われてきた経験から、今回のプログラムも前向きに受け入れてくださる体制を整えてくださいました。

池上さんは、大阪からこの地域に移住して来られて約10年。今や、地域内の米づくりの中心人物として毎年多くの田んぼの管理をされています。

また漁師も、移住して来られた方はすぐに漁業権を得ることができない中、10年もの時間を経て漁業権の取得を実現されました。

名実ともに、半農半漁のキャリアを実現されていますが、もちろん課題もたくさん。今回は、プログラムの受け入れの中心として受け入れてくれる中で、そうしたリアルな話も伺えそうです!

地域の暮らしと半農半漁を体感する

今回のプログラムでは、地域の季節野菜の植え付けや管理、収穫など一連の野菜作りに必要な体験をしていただきます!

また、農村集落ではどこでも必要な獣害対策に関する、柵の整備・補修などのやり方や手法についても集落の取り組みに混ぜてもらい、体験する予定です。

漁師の仕事については、船で海に出たりは難しい可能性が高いのですが、陸地でできる生簀(いけす)の整備や作製のサポートなどをやっていただこうと考えています。

近隣には、船で獲ってきた魚を港で直接買うことができる、”浜買い”があり、まさに漁師の仕事を見学できます。

さっき、海で採れた魚を使って参加者同士でご飯を作るのも良いでしょう。

捌き方についても、地域の人が教えてくれることになっていますので、初めて捌くという人も、良い経験になることは間違いなしです!

プログラム実施詳細

プログラムの詳細は、以下の通りです。

実施日時:2022年10月23(日)〜29日(土)

実習地域:宮津市矢原・脇の浜地区

実習内容:
・露地野菜の収穫、管理
・鳥獣害対策ネットの補修、整備
・漁師さんの仕事体験
・浜買い体験
・新規就農者からの情報提供、対話

実習スケジュール:

※以上が基本形ですが、天候などにより変更される場合があります。

参加費:
無料(※滞在期間中の宿泊費、食費等の実費は各自負担)

滞在拠点:
・農家民宿 関野亭(https://goo.gl/maps/BKuENJj1uAUb6TjX9
・農家民宿 達ちゃんち(https://goo.gl/maps/dVS3rLchAMCwgrqh6
※それぞれ1泊素泊まり3,000円となります。
※特別な理由がない場合は、こちらの拠点での滞在となります。

移動手段:
宮津駅までは各自で来ていただきますが、滞在期間中の現地移動はレンタカーを用意させていただいております。参加者の中に普段より運転に慣れている方がおられる場合は運転をお願いする場合がございます。

集合場所・解散場所:宮津駅(https://goo.gl/maps/1q7MXoZoNVMyZKkY7
集合時間は13時とさせていただきます。解散時間は、最終日各自で希望時間に解散可能です。昼食は済ませた状態でお越しください。
※京都・大阪からは阪急or丹海バスがオススメです。

その他、当プログラムについての疑問点などがございましたら、下記の連絡先までご連絡をいただければ、回答させていただきます。

株式会社百章  
Tel:050-3159-9611
Mail:hyakusho.inc@gmail.com

お申し込み(締め切り*10月19日20時)

以下のフォームに必要事項をお書きください。
運営事務局より、ご連絡差し上げます。

※期間中、ポイント(2日〜)での参加を希望の方は、自由記述欄にその旨をお書きください。

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