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地域で面白い仕事をしていくことためには?

こんにちは。
株式会社HYAKUSHOの湯川でございます。

最近「地域に関わる仕事がしたいです!」とスラムダンクの三井寿のようなセリフをよく聞きます。

特に、大学生、20代からよく聞くことが多いです。大学でゲストスピーカーとして講義をしていても、よくよく聞きます。投資会社にいってオラオラ稼ぐぞというよりは、地域という現場に出ることが非常に関心が高いようです。

今日は、「地域に関わる仕事」について書きたいと思います。

弊社の事業は地域に関わる仕事なのか?

弊社は、新しいことをする企画会社です。

PFI事業のコンサルティング(公共施設の民間活用スキームの構築支援)という堅めの仕事から丸亀大文化祭(地域の高校生と一緒に実行委員会を組成して、学校外での地域の文化祭をする)いったソフト系のイベント企画・運営まで幅広く、ローカルエリアを舞台に様々な事業展開をしています。

最近は、関連会社として水産会社も経営しています。

その中で、瀬戸内海を舞台に、「関係人口創出プログラム」の企画・運営もやっています。詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

こういった話を各方面でしているので、20代から見ると、おそらく、地域に関わる仕事なのだと思っています。

地域に関わる仕事を面白くするためには?

そもそも、「地域に関わる仕事」とはなんだろう。

そんなに堅く考えずに話せば、地域を「舞台」にということなのだと思っています。地域には、様々な資源や面白いこと、改善しなきゃいけないことがあります。それをビジネスのお作法に基づいて、より良くしていく仕事みたいな感じでしょうか。

あまり意識はしていないですが、周りからは弊社をそれを実施しているように見えるようです。的には、地元のガス会社さん、インテリア会社さん、製鉄会社さんなども地域に関わる仕事だと思いつつ、大学で教えている「地域に関わる仕事」がそんな感じなのでしょう。(これについてもいろいろ思うところがありますので、またの機会に。)

さて、その狭義の意味での「地域に関わる仕事」について、私がやっている限りで、大切にしていることを簡単に3つにまとめたいと思います。

1.明るく楽しく元気よく(心の持ち方)
2.比較すること(考え方)
3.繋ぎ合わせること(やり方)

1.明るく楽しく元気よく(心の持ち方)

基本的には、挨拶を大きな声でして、笑顔を絶やさず、前向きに取り組むというものです。簡単に見えて、実は難しかったりします。声が小さい大学生もいますし、笑顔じゃなくてムスッとしている場合もありますし、いつでもそれを継続できるのかは大切な心の持ち方です。

というのも、地域っていろんな属性のひとで構成されています。市役所の職員、自治会の方、福祉関係、商店街、漁師などなど。さらに、年齢も様々です。そうなると、人に合わせて自分のスタイルを変えていくことはほぼ不可能です。とにかく、明るく楽しく元気の良い人間になるということで、人が気持ち良く接してくれます。

2.比較すること(考え方)

これは、技術的な話です。実際、狭義の「地域に関わる仕事」はこれまでその地域でなかったものを作り上げていくような話です(抽象的笑)。

そうなった時に、大事なことは、その地域の資源や課題だけをみずに、他の地域をリサーチして比較することです。そうすることで、よりその地域の資源や改善点の解像度が上がります。

3.繋ぎ合わせること(やり方)

3つ目は、繋ぎ合わせることです。
例えば、丸亀大文化祭という地域の事業者と高校生によるイベントの総合プロデュースした際には、企画の段階で「高校生の年齢に近い若手のシェフと繋ぎ合わせよう」「地元の面白い不動産屋さんと繋ぎ合わせよう」「Youtuberと繋ぎ合わせよう」という形で、企画を練り上げていきます。

これまで出会ってこなかったひとやモノ、コト、情報を繋ぎ合わせることで新しい企画や活動が出てきます。

大事にしたいのは、舞台に引き上げていくことだと思っています。

音楽フェスでアーティストが最高のパフォーマンスをするのをただ見るような景色ももちろん良いのですが、高校の文化祭のように、観客が舞台に上がって一緒に舞台をつくるような景色が地域で仕事をするには合っているのではないかと思っています。

まとめ

都市部でビジネスでうまくいったひとがなかなか地域に入り込めない現象はよく見てきましたが、1.「明るく楽しく元気よく(心の持ち方)」があんまりできていないような印象です。

ロジカルに、あるべき論で、わりと上から(人による笑)お話するとちょっと拒否反応でてしまうかもしれません。

私自身も常に気をつけて、頑張っていきたいと思います。

ちなみに「明るく楽しく元気よく」はNHKのど自慢のコンセプトらしいです。

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