【2024年10月16日】フィナンシエ（$FNCT） チャート分析／FiNANCiE

こんにちは。百式です。
今日は、2023年にコインチェックでIEOされたフィナンシェのチャート分析をします。

フィナンシェ（＄FNCT／FiNANCiE）とは？

フィナンシェトークン（FNCT）は、株式会社フィナンシェが発行するERC-20規格の暗号資産で、同社が運営するブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」の共通トークンです。2023年2月にコインチェックのIEO（Initial Exchange Offering）を通じて初めて公開され、2023年3月には取引が開始されました【7】【8】。

プロジェクト概要

FiNANCiEは、クリエイターやスポーツクラブがトークンを発行し、ファンがそのトークンを購入してプロジェクトを支援するという新しい形のクラウドファンディングを提供しています。FNCTは、このプラットフォーム全体のガバナンストークンとして、利用者がステーキングしてガバナンスに参加し、プロジェクトの意思決定に影響を与えることができます【7】【9】。

発行枚数と時価総額

FNCTの総発行枚数は20,000,000,000枚に設定されており、そのうち13％にあたる約2.6億枚がIEOで販売されました【9】。2024年4月時点での時価総額は約22億9,000万円と報告されています【8】。

価格の推移

FNCTは2023年の取引開始時点で約0.41円で販売され、その後価格は上昇し、2024年2月には一時0.90円を超える価格を記録しました。価格は市場の動きにより変動しており、今後もコミュニティの発展やプラットフォームの利用拡大に伴って影響を受ける可能性があります【7】【9】。

フィナンシェトークンは、ガバナンスやステーキング機能を活用して、プロジェクトの運営に直接参加できるというユニークな特徴を持ち、今後も注目を集めると考えられています。

現状把握

現在のフィナンシェの週足チャートがこちらです。

フィナンシェ週足チャート

IEO価格が4円でしたが、取引開始後すぐにIEO割れし、最安値$0.00078まで下落。そのあとは持ち直して、$0.00349まで価格を戻しますが、再度下落調整期間に入り数ヶ月、$0.0012〜$0.003の価格推移をして、2024年1月からプロジェクトの進捗があった事や新規上場などの好ファンダもあり、大幅反発しました。取引高も高くなり、IEO価格を回復後、大幅に上振れ最大$0.0067付近まで価格を上げ再度下落しており、また数カ月間の下落調整期間を経て現在に至ります。

サポートラインは割っておらず、現在価格は$0.0017で推移しています。

チャート分析から読み取れる今後のイメージ

それでは、フィナンシェの今後の価格推移を数ヶ月スパンで考えてみたいと思います。