MFAインストラクターです!
安全管理の概念
こんにちは、清水です。
MFAってなに、とタイトルを見て思ったかもしれませんが、ちょっとおいておいて、安全管理の話を。
気になってしかたない方は、ちょっと最初を読み飛ばしてください。
百森の山守をはじめ現場で作業する方々は山に入らないと仕事になりませんが、急傾斜や滑りやすい地面、毒のある動植物、落下物など、山には危険がたくさんです。また、イベントを開催するときも参加者やスタッフの安全対策はとても大事になります。
ケガしたときにどうやって手当てをする?電波は通じる?救急車は入ってこれる?遭難したら?何かの下敷きになったら?
・・・心配するべきことはたくさんあります。
百森は現場で施業をする監督業務も担っているので、安全管理に対して対策をしてしすぎることはありません(追いついていない部分も多々、かなり、だいぶありますが)。その安全管理としていきなり山に5Gを通すことはまだあまり現実的な話ではないですが、けがの手当ては結構現実味がありますね。
私清水はこの半年間で安全管理への興味関心が高まりすぎたゆえに、いくつか安全管理系の資格を受けてみました。
①CONE リスクマネジメント講習会
オンラインで3時間の講座を受講。リスクマネジメントについて基本的な事項を色々と学びました。正直なところ安全管理マニュアルの作り方もよく分かっていなかったので、その概念を知れた点でよい機会となりました。第1歩を知りたい人にとてもおすすめです。
②WFA(Wilderness First Aid)
ウィルダネス状況下:
過酷な自然環境、医療機関の処置まで時間がかかる、限られた携行資源
という状況下でどう生き延びるかを学ぶコース。日本ではそのような状況は起こりえないと言われてきましたが、大災害で交通も遮断された時などはウィルダネス状況下と言えます。
リアルなケガの写真が載ったテキストを見ながらぞわぞわに耐えながら1日座学を受け、静岡は御殿場でひたすら1日実習を行う2日間。
2人1組になってひたすら実習、実習、実習・・・
でも自分で状況を判断して相手のケガや病気の具合を見極め、レスキューが来るまでどう乗り越えるか。救命や救急はトレーニングを重ねるのみ、ということを本気で実感しました。
で、MFAとは
そういう経緯から、社内で救命法や応急手当を学ぶことはもとより、それらを教えられるようになってもいいのでは、ということで、『MFA(メディックファーストエイド)』のチャイルドケアプラスコースを開催できるインストラクターになった次第です。
日本ではまだ消防や赤十字の方が一般的かと思いますが、世界的にはこのMFAが民間の救命法としてメジャーなものになっています。
救急隊の到着までにいかに一般市民が命をつなぐか、ということに重点をおいた内容で、CPR(心肺蘇生)やAEDのほか、一般的なケガの手当ての方法などを1日かけて学ぶことができます。
チャイルドケアプラスコースとは、それを乳児から成人までの全年齢を対象としたものになります。
百森では3月に宙の森ホテル田中さんに講師としてお越しいただき、社内メンバー+村内の方で本コースを受講しました。
山にはAEDがない上、助けを求められる人が近くにいないことも多いので、いかに自分たちで緊急時の対策ができるかを学び、自分事としてとらえられるいい機会となりました。
これを受けて、「百森で開催できるようになってもいいんじゃない!?」ということで、6月に3日間のインストラクター講習を受講してきました。
お世話になったのは同じく宙の森ホテルの田中さん。3日間つきっきりで座学と実習を学んできました!
そしてインストラクター誕生。
日々安全や応急手当や救急医療についてこれからも勉強し続けなければいけませんが、これで百森でも救命法・応急手当の講座を開催できるようになりました!
百森での定期的な開催と、希望があれば出張等も可能ですので、興味のある方はぜひお問合せください!
早速講習を開催します
こちらは終了しました。今後の開催については百森のFacebookページか直接担当清水までお問い合わせください。