初心者が知っておくべきショート動画のメリットとデメリット
さて今回はショート動画の活用方法とその危険性について記していきたいと思います。
現在僕がコンサルで切り抜き初心者の方からよく聞かれる質問の1つが、「ショート動画は伸びるのに、通常動画が伸びない」というモノです。
それもそのはず。ショート動画にはとても強い特性があるので、それを知らずにやってしまうとデメリットに焼かれて再起不能になってしまいます。なので今回はそんなショート動画の取り扱いを細かく書いていきますのでしっかりとチェックしていってください!!
ショート動画のメリット【再生回数と登録者が伸びやすい】
現在のYouTubeで登録者数を手っ取り早く増やすならショート動画を活用することは非常に有効です。tiktokが台頭してきた数年前から、動画は短時間の物の方がより好まれるようになり、自分でサムネを選んで動画を視聴するよりも、スワイプして出てくるおススメ動画を見る方が脳みそを使わなくて楽なため、ここ最近のYouTubeユーザーからはショート動画の方が見られる傾向にあります。
ショート動画とは、60秒未満の画面比率9:16の縦長サイズの動画の事です。ショート動画を見るには「ショートフィード」から見る必要があります。
ショートフィードはスマホユーザーにとっては感覚的に扱えて、全画面で再生される為とても見やすいです。
スワイプすると次の動画が勝手に出てくる上に、自分の視聴履歴から好きな動画をYouTubeが推測して、勝手にレコメンドしてくるので、一度見始めると止まらなくなる中毒性があるんですよね。
さらにチャンネルアイコンをタップするとチャンネル登録されることもあり、動画を視聴しておもしろいと思ったら、いいねを押す感覚で登録してくれるというメリットも。
動画の再生回数が回りやすいうえに、登録者も伸ばしやすい。まさに初心者の方からしたら使いたくなる動画なわけです。
しかし、ショート動画にはとてつもない大きな落とし穴があるのです。
ショート動画のデメリット①【登録者がショートフィードしか見ない】
ショート動画から来た登録者は、基本的に通常動画を見ません。その為ショートフィードから登録者が増えたとしても、通常動画はほとんど再生されないという現象が起こります。
ただ再生されないだけならいいのですが、動画をアップすると登録者にその動画がリーチされます。しかしリーチされてもその人はショートフィードからしか動画を見ない為、通常動画のクリック率が激落ちしてしまいます。
そうなるともう通常動画をアップしても再生されない。クリック率が激落ちするため、インプレッションも伸びない、という現象に陥ります。
登録者が1000人を超えていても再生回数が3桁にもいかないといった現象に陥っている人は、ショート動画から増やしすぎた登録者が原因になっているケースが結構あるのです。
ショート動画のデメリット②【通常動画の広告的な使い方は再利用されたコンテンツの対象になる】
このデメリットが一番大きいかもしれません。ショート動画の方が通常動画よりも再生されやすいという特性は結構な人が認知しています。その為ショート動画を広告の様に活用して、通常動画に人を流すという使い方をする方が良くいらっしゃいます。
通常動画の見どころを抜粋して、60秒以内にまとめ、さらに「フルバージョンはチャンネルにアップしてるので見てください」のような文字を入れて誘導してるやつですね!
しかしこれをしてしまうと、再利用されたコンテンツとして判定をくらう原因になってしまうのです。
僕は自身のチャンネルの収益化の時にこれでやられました。最初はなんで再利用されたコンテンツと言われるのかがわからず色々調べたのですが、そんなことはどこにも書いてありませんでした。その為収益化突破するまでに5回も審査に落ちたのですが、そのおかげで皆様にこうして伝えることが出来ています。笑
ショート動画が再利用されたコンテンツになってしまう理由はこちらの有料記事に詳しく記してありますので、良かったら見てみてください!
→ショート動画が再利用されたコンテンツになる理由が書いてある記事←
ショート動画の正しい使い方
じゃあショート動画ってアップしない方がいいのか?そんな風に感じてしまうかもしれませんが、実は正しい使い方をすればそんな心配をする必要はなくなります。
正しい使い方①ショート動画専用チャンネルにする
ショート動画から登録した人が通常動画の再生をしないというのであれば、もうチャンネルをショート動画専用にしちゃうというのも一つの手です。
そんなことしたら収益化できないんじゃないのかと思われる方もいるかもしれません。確かにショートフィードから再生される動画には広告が付けれないので、ショート動画専用チャンネルにすると通常の収益化は不可能です。しかし、2022年4月現在、ショートファンドというものが存在しています。
ショートファンドとは簡単に説明すると、ショート動画の再生回数に応じてYouTubeから報酬が支払われる仕組みです。毎月受け取れる人数がある程度決まっている為、再生回数順にランキングを付けた時の上位何千人しか受け取れない報酬だと思ってください。
このショートファンドの良いところは単純に再生回数だけで見られるので、チャンネルが収益化していなくても対象になるという事です。
ショートファンドについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
→→→ショートファンドについて←←←
正しい使い方②ショート動画で収益化条件をとりあえず突破する
こちらは上級テクニックです。ショート動画のメリットとして再生回数と登録者が伸びやすいというのがありました。このメリットを最大限享受した後にデメリットを補填する形になります。
つまりどういうことかというと、ショート動画と通常動画をアップしまくって、とりあえず登録者1000人と直近12ヶ月の総再生時間4000時間の突破を目指します。
※ショートフィードからの再生時間は収益化条件の4000時間には含まれないのでお気をつけください
その後ショート動画をアップせずに、通常動画のみのアップロードにシフトしていくというやり方です。
そうする事で収益化条件である登録者1000名をクリアしつつ、デメリットである登録者が増えすぎるとクリック率が激落ちするという部分を最小限に抑えることができます。
ただし気を付けなければいけないのは通常動画をアップしていくと、ショート動画から登録してくれた登録者がチャンネル登録を解除していく傾向があるので、増えるスピード以上に減るスピードが速いと1000人を切ってしまう可能性がありますのでご注意を!
最後に
いかがでしょうか。初心者の方はショート動画のメリットにしか目がいかずに、後になって後悔する事が非常に多くあります。そんな困った事態にならない様に本記事を記しました!
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これからも切り抜き初心者に役立つ情報を沢山発信していきますので、フォローよろしくお願いいたします!!!
ではまたっ
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