壁は越えずに塗ればいい
コミュニケーションの壁を越えていくにはどうすればいいのか。
そんなテーマのもと企業ビジョンの言語化を進めてきたプロジェクトが大詰めを迎えるなか、お店の壁をようやく塗りはじめました。
まずは壁にはめこまれている備えつけの棚から。年季の入った木枠を先に塗っていきます。
カラーは海沿いの雰囲気が漂うブルー系をコーナンで探していたところ、息子が大好きな海王星の衛星トリトンにちなんで「トリトンブルー」に。
刷毛の質感をあえて残すようにして(まあたまたま残っただけなのですが)、
木枠から豪快にはみ出していくトリトンブルー。
どうせあとから壁を塗れば隠れるし大丈夫だろうと考えての狼藉なのですが、ほんとうに大丈夫なのでしょうか。よくわかりません。心配になってきました。
なんだか塗らないほうがよかったような。そんな元も子もない邪念もろとも秋めく風に乾かしつつ、きょうはここでおしまいです。
日が昇るときからお昼まで考えたり書いたりする仕事をして、夕方までは幼稚園から帰ってくる息子の子育てと両立させながらお店で身体を動かし、夜は息子を寝かしつけたあとにまた仕事。
そんなスタイルで妻の手も借りながら生きていることもあってお店の準備がなかなか思うように進まない壁にさっそくぶち当たってはいますが、次こそお店の壁を塗っていこうと思います。もしかしたら壁は越えるのではなく塗ってしまえばいいのかもしれません。
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