ポーカーをたしなむ大統領たち
ドナルド・トランプ
トランプ大統領はポーカー好きとして知られ、96年には「USポーカーチャンピオンシップ」を立ち上げました。
やり手ビジネスマン彼の力で、第一回目にも関わらずESPNが1時間の特番を全国放送。世界最大の大会にすることを目指していました。
大統領就任後も、「(中国の習近平主席は)ワールドクラスのポーカープレイヤーだ」と、その駆け引き能力を例えたりしていました。
バラク・オバマ
オバマ氏はインタビューで自分の隠れた才能を質問された際、
「私はポーカーがとても強いです」と答えて注目されました(2007年)。
オバマ氏はイリノイ州議会議員だった1998年、Springfieldの街のバーで、毎週水曜日の夜に行われていた同僚議員とのポーカーゲームの常連メンバーでした。
集まりは夜7時に始まり午前2時頃にお開きになることが多かったようです。プレイヤーは軽食や酒、シガーを楽しみながら親交を深めました。オバマ氏はトレーニングウェアに野球帽というカジュアルな格好でしたが、真剣に勝ちを求めたそうです。
オバマ氏とSpringfield時代に最もたくさんプレイしたロビイストは『オバマのプレイは計算されたポーカーだった』といいます。『確率の低いドローを避け、強いスターティングハンドが来るのを辛抱強く待ち続けた。オバマが参加してきた時、彼は確実に強いハンドを持っていた。そして、時にオバマはそのイメージを利用してブラフを仕掛けることもあった。どんなときも彼の表情はピクリとも動かなかった。』
オバマ氏は無理なレートでプレイすることはありませんでした。非常に不運だった時でも負け額は100ドルほどに収まり、通常勝っても負けても25ドル程度のレートでプレイしていました。レギュラーメンバーの間では、オバマは常に勝って帰る、と言われていたそうです。
祖父に教わったポーカーを、ハワイの高校時代もクラスメイトとプレイしていました。新人議員時代のオバマは、ネットワーキングのツールとして、ポーカーはもっとも効率的な娯楽であると理解していました。
リチャード・ニクソン
第37代アメリカ合衆国大統領。
海軍にいる間にポーカーを覚えたニクソンは、「アメリカ海軍きってのポーカーの名手」としてつとに知られ、前線時代を中心に1945年8月15日の終戦までに賭けポーカーで1万ドル以上を稼いだといわれている。
(出典:wikipedia)
現在の価値に直すと10万ドルくらいですかね。
第二次世界大戦の太平洋でファイブカードドローやスタッドゲームで稼ぎ、その金を選挙資金に1946年、下院議員になったと言われています。
伝説的なポーカープロ、アマリロ・スリムと対戦したという噂も。
ドワイト・D・アイゼンハワー
第37代アメリカ合衆国大統領
学生の頃からポーカーが得意で、任官の翌年に結婚した花嫁の衣装代をポーカーで稼いだ、という逸話を持つ。(出典:偉大な凡人、アイゼンハワー/Diamond Online)
ウォレン・ハーディング
第29代アメリカ合衆国大統領。
共和党大会で大統領候補者として大逆転選出された際、
「2のワンペアからフルハウスを完成させることができた」と語りました。
1920年に大統領になった後も、週1回はプレイしていたといいます。
ポーカーは楽しみとリラックスのためで、金銭的な利益や政治的優位に立つためのものではなかったそうです。
ポーカーの負けでホワイトハウスの陶磁器を一つ失ったいう噂も...。
ジャック・シラク
第22代フランス大統領
ポーカー好きで知られ、オンラインポーカーのトーナメントで優勝して21万ユーロを獲得したことも!
米大統領のエピソードは「Cowboys Full」(英語)からの引用が多いです。
上に書いた以外にも、ルーズベルト、トルーマン、アーサーなどもポーカーを嗜み、社交ツールとして使っていたようです。
歴代大統領のポーカープレイヤー率高すぎですね!
その他の政治家
ちなみにオバマ氏と大統領選を争ったジョン・マケイン上院議員もポーカーをやるようで、
上院外交委員会公聴会の最中に、スマホでオンラインポーカーをする姿を撮られてしまっていましたw
この写真がTwitterでバズった際、マケイン氏は
「スキャンダル!三時間以上にも及ぶ公聴会の際にiPhoneでゲームしているのを撮られてしまった―― しかも何より悪いことに、負けてしまった!」
とツイートしました(笑)
あとは有名ポーカープレイヤーでPoker News創業者のTony G氏も、母国リトアニアの国内調査で「次期大統領にふさわしい人物」の第二位をとってましたね。
みなさまも大統領を目指すならポーカー覚えましょう!(笑)