【ラジオ文字起こし】 「アジアのポップスを聴く時間!!!」#1 自己紹介編 一人語り回
こんばんは!
先日告知した、FMおだわらで放送中の番組「アジアのポップスを聴く時間!!!」。お聞きいただきありがとうございました〜!
これから、こちらのnoteで文字起こしでアーカイブしていきます!
本放送と合わせておさらいにぜひどうぞ!
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「アジアのポップスを聴く時間!!!」、ナビゲーターのIzumiです。
この番組は今月より奇数月の2周目にこちらのRadio Freedom内で、近年注目を集めるアジアのポップスにフォーカスし、お届けしていくコーナーです。
第一回の今日は、私についてやアジア音楽の話題などなどお話ししていきたいと思います。
M1. Sunset Rollercoaster 「Cool of Lullaby」 from 『CASSA NOVA』
改めましてこんばんは!音楽ライターのIzumiです。私は普段「BuzzyRoots」という、韓国の音楽をテーマにしたウェブマガジンを運営しており、アーティストや業界の方にインタビューを行って記事を書いています。また来日公演や音盤の日本リリースなど日本でのプロモーションのお手伝いといったこともしています。
↑ これまでの活動はこちらから!
今年の2月にRadio Freedomにもゲストとして出演させていただきました。
昨年の10月には象の小規模なラジオにも出演させていただき、FM Odawaraでは二度ゲスト出演しております。
番組DJの高橋さんとは昨年末初めてお会いして。で、高橋さんと私の間に共通の知人がいることもあり、まぁそういった知人の話題から音楽の話など頻繁にやりとりしております。
今回コーナーに参加させていただくことになりまして、自分の番組を持つというのは初めてなので、今色々と企画を考えているところなのですが、お聞きいただいているみなさんに楽しんでいただけるよう作っていきたいと思います。
私の主軸である、韓国音楽の話題に戻って。韓国の音楽というと、やっぱりK-POPやアイドルがまずイメージに浮かぶ人も多いと思いますが、BUZZYROOTSでは、アイドルではなく、今後韓国内外で活躍が期待される注目のアーティストを中心に紹介しております。ジャンルも、ロックやジャズ、フォークなどなど、幅広く紹介しています。ぜひBUZZYROOTSと英語で検索していただき、チェックしていただけると嬉しいです。SNSも運営しておりますので、併せてフォローいただけると嬉しいです。
ここで、韓国のアーティストを二組続けてお送りいたします。
1組目は、フジロックに出演経験もある、レゲエバンド、NST & The Soul Sauce。2016年にデビューし、翌年よりパンソリの歌い手であるキム・ユルヒをメンバーに迎えて活動しています。民俗芸能のパンソリにスカのリズムを組み合わせた音楽が特徴です。パンソリのコミカルな表現力とスカのパワフルさを楽しんでいただければと思います。
2組目はファンクバンド、Sultan of the disco。サマソニや日本ツアーも行っていて、日本でも少しずつ注目を集めてきているかなと思います。70~80年代のファンク・バンドのサウンドを軸に、韓国歌謡を感じさせるような哀愁あるメロディーをミックスした音楽です。
というわけで、2曲続けてお聞きください。
M2. NST & The Soul Sauce,Kim YulHee 「The Swallow Knows」
M3. Sultan of the Disco,QIm Isle 「Playaholic」from 『Aliens』
韓国音楽を専門に活動している私ですが、その延長線で最近ではアジアの音楽シーンに関わる機会も増えております。
個人的にアジア音楽シーンの盛り上がりには注目しておりました。特に韓国音楽シーンで言うと、アジア圏のアーティストとのコラボが増えていて。例えば、昨年は韓国のバンドSE SO NEONのボーカルSo!YoON!とタイのシンガーソングライターのPhum Viphuritのコラボ曲「Wings」や、今年5月にはフィリピンのバンド、Ben&Benと韓国のバンドDAY6のメンバーYoung Kとのコラボ曲「Leaves」が発表されました。などなど例を挙げるとまだまだあるのですが。そういった経緯で自然と聴くようになりました。
ちなみに、BUZZYROOTSでは韓国音楽との交流という観点からタイ音楽に詳しいライター・山麓園太郎さんとの対談記事を掲載しております。
続いては、対談記事の話題に関連して私がぜひおすすめしたいタイのアーティストをお届けします。
この記事の中でメインとなっている「サバーイ(สบาย)」というタイの言葉です。”快適、心地良い”という意味のようなのですが、そんな雰囲気がある音楽をこの対談に参加いただいた山麓さんが「サバーイポップス」と呼んでいて。そこに喩えられるようなサウンドとしてご紹介いただいたのがtemp.です。音数のシンプルさ、アレンジもそうですが、なんていうんですかね、そういったゆるさ、ここにサバーイ感があるんだなと、思いました。
続いて。R&B、ヒップホップの男女2人組、LUSS。彼らはプライベートで、しばしば韓国に行っている程韓国好きだそうで、過去にはソウルで撮影を行ったミュージックビデオがあります。LUSSの音楽を聴いてみると、韓国音楽のトレンドを所々に感じられるサウンドで、こういった点からもうかがえますね。
このコーナーでもどこかでゆっくり取り上げられたらと思います。
というわけで、2曲続けてお届けいたします。
M4. temp.「Cool Side」 from 『HIBISCUS.』
M5. LUSS EP「Ultimatum」
では、私が数年前に出会ったとあるイベントについてのお話しをしたいなと。それがですね、このコーナーのタイトルとほぼ!同じ名前の、「アジアのポップスを聴き倒す会」なんですけれども(笑)。
アジアの音楽ファンが集まってお気に入りの音楽を紹介し合うイベントで、隔月の頻度で、国または地域で毎回テーマを設けて開催されています。
こちらのイベントの韓国音楽回に私たちBUZZYROOTSの運営スタッフがスピーカーとして出演のオファーを受けて出演いたしました。当日は韓国音楽の魅力について私たちだけでなくお客さんからも色々紹介いただき、とても充実した時間でした。
ここに参加されたお客さんやスピーカーでコミュニティを作り、不定期で活動しています。メンバーの皆さん、語学力と発信力に長けた方ばかりなので、来日公演などのプロモーションも仲間でお手伝いをしたりなどイベントとは別で行ったりしています。私も度々参加させていただいておりますが、そのお話しはまたゆっくりと。できればと思います。
そんなわけで、アジア音楽にもハマっていきたいなと色々と活動している私ですが、このコーナーはそんなイベント・コミュニティのラジオ版のようなイメージで、「興味はあった・気になっていたけど、どこから入れば良いかな?」という音楽愛好家に向けて、その間口となるような。私自身このイベントに参加していて、わいわいとした雰囲気や、音楽を聴くのが楽しくなるような情報が知れるという点にとても魅力を感じているので、そんな所を落とし込んでいけたらと思っております。韓国音楽についてもどこかでゆっくり特集しようと思います!
というわけで。第一回は、私やアジア音楽シーンに関するお話しについてお送りいたしました。
次回もお楽しみに。それでは!
M6. Stars and Rabbit 「Library Of My Mind」from『On Different Days』