
3⬛︎重要☆過去問のやり方は? /社会福祉士の勉強方法 71点から129点取った勉強法
⬛︎過去問のやり方は?
『過去問3回やりました!合格しますか?』
もし、誰かがこの質問をしてきたら、
「どうやって3回やりましたか?」
と問います。
なぜなら、
過去問をやった(繰り返した) = 回答を覚える作業をした
になっていて、国試に勝てる実力が身につかないからです。
この状態で、何度繰り返しても、成果が出ない、効果を感じにくい、と思います。
たぶん、別の切り口で、問題を問われても、正解を導き出すのは、難しいのではないかと思います。
なぜなら、繰り返すことが、ただ答えを覚える作業になっているから、です。
具体的に説明すると、
過去問を繰り返していると、設問を見ただけで、解答番号を覚えてしまったり、設問を最後まで読まなくなったり、そんな経験ありませんか?
大事なことは、正解することよりも、問題の中で問われるキーワードを見抜くことです。
これを意識して問題と向き合うことです。
そのために、過去問を繰り返します。
出題されるキーワードを見つけ、それに派生するキーワードを覚え、そして、重要でないキーワードをふるいにかける。
そのために、過去問を、繰り返します。
○私の方法
1回目は、問題に慣れる。
2回目は、問題に慣れる。
3回目は、答えを覚えてしまったので、設問のキーワードを一つずつ理解する。それぞれ説明できるようにする。
4回目は、キーワードが説明できるようになったので、次はキーワードからの派生の理解を深める。
5回目は、キーワードから派生の理解も深まったので、次はその派生をどんどん繋げて、覚えていく。
6回目は、問題を見て、キーワード理解、キーワードからの派生の理解、どんどん繋がる。説明できるようになる。
7回目は、どんな問題をきかれても、即座に頻出キーワードが分かる。キーワードからの派生も説明できる。キーワードが参考書のどこに書かれているか、頭の中で覚えている。
こんな感じです。
例を出すと、
第32回問題42 (福祉行財政と福祉計画)
問題:地方公共団体に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1.特別区を設置できるのは、都に限定されている。
2.都道府県が処理する社会福祉に関する事務は、機関委任事務である。
3.中核市の指定要件として、人口数は50万以上と定められている。
4.広域連合は、介護保険事業に関する事務を処理できないとされている。
5.政令指定都市は、婦人相談所を設置することができる。
正解は5番です。
まず、1の設問では、キーワードって「特別区」ですよね。
じゃあ、特別区って?
普通地方公共団体? 特別地方公共団体?
行政区との違いは?
ちなみに、
「都」に限定していること?
ぶっちゃけ、重要じゃないです。
もしかしたら、試験で問われるかもしれないけど、それよりも、ここで重要なのは、「特別区」。これをきちんと理解しているか、の方が重要です。
過去問では、こうした細かいところが気になって、全て覚えようとする方がいますが、二度と出ないようなキーワードは覚えなくていいです。
2の設問では、キーワードは、「機関委任事務」ですね。
じゃあ、機関委任事務から派生するものは?たくさんありますよね?
自治事務、法定受託事務、内容は?例は?
……………
どんどん、どんどん、派生して、キーワードを覚えていきます。
参考書に、覚えるワードって、太字とかになってませんか?
国試で何度も問われているキーワード。これを確実に掴んで、覚えて、暗記していきます。
どんどん覚えていくと、試験に出ないようなところ、細かすぎるところ、重要でないところ、が分かってきます。それをふるいにかけるためにも、過去問を繰り返して、感覚をつかんでいきます。
私は、参考書『社会福祉士の合格教科書』にもどんどん書き込みして、参考書のページ番号を、問題の横に書いて、何度も見に行ったり、書き込んだり、繰り返していました。
別記事で、参考書も紹介します。
繰り返しになりますが、
過去問は、ただ回数をこなせばいいものではありません。
⬛︎お気に入りの過去問
みなさん、過去問、何を使ってますか?
中央法規??これ持ってる人多いですよね。
私も、学校のクラスメートに言われるがまま、6月頃、買いました。
でも、何となく、私には合わず、結局、使いませんでした。

中央法規ホームページより
https://www.chuohoki.co.jp/skillup/social/8852/
モヤモヤした気持ちのまま、このまま、これを使い続けていいのか、なんか煮えきらなくて、
本屋さんで、他にないか、探し回っていました。
確か8月頃。
そして、本屋さんで、何度も通って、
『みんなが欲しかった社会福祉士の過去問題集』
TAC社会福祉士受験対策研究会著

これ、買いました。
選んだ理由は、問題の横のページに解説があるし、
書き込めるスペースが多かったからです。
書き込んで、覚えるという私のスタイルに合っていました。
この過去問、本当に優秀でした。
○よく出る頻出ばかりが収録されている。
○科目ごとにまとまっている点。
○A、B、Cにレベル分けされている。
(超重要Aは何度も何度も解いて暗記!)
○左に問題、右に解説ページと分かれている。
この一冊と早く出会っていたらよかった。
早めに一冊に絞っていたら、良かったと思いました。
過去問選ぶ基準は、人それぞれだと思いますが、
自分が使いやすいか、見やすいか。
そして、解説が分かりやすいか。
を大事にしてください。
実際、私も、本屋さんで、選んでいるときに、各出版の解説の違いを、しっかり確かめていました。
同じ問題の解説でも、さらっと理解しやすいものと、難しい言い回しで、しっくりこないものもありました。
どの過去問使っても、冒頭でお話しした、
「キーワードをつかむ」ことを意識して勉強ができていたら、過去問はどれでもいいと思います。
あとは、コツコツ取り組み暗記です!_φ( ̄ー ̄ )
⬛︎次回予告
vol.4 『暗記の仕方など』
いつも見て頂きありがとうございます!
皆さんの勉強の少しでもお力になれたら嬉しいです!
興味のある方はまた、ぜひ見に来てください!
それでは!
紹介した勉強方法は一例ですので、自分に合ったスタイルを見つけるヒントにしてください(^∇^)/