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SVシーズン25 最終14位 2145 オオニューラファースト



構築の組み方の流れ

前期に結果を出したスタンパに負けにくい構築を組むところから始まった。環境全体的に序盤のカイリューに対して高耐久ポケモンで様子を見る傾向が強いと思ったため、受けきりや流しを成立させにくい渦カイリューを使うことにした。

渦カイリューメインで組む際、S24の23位の構築が並びから型を断定されにくく中身も綺麗だったため、選出基盤になりそうなカイリューサーフゴーガチグママスカーニャの4体をほぼそのままの形で拝借して使用した。
ガブリアスとブリジュラスの枠は環境を見てから変えられる枠であると判断し、自我を出しながら試行錯誤を繰り返した。

アナライズ充電ポリ2・チョッキセグレイブ・オオニューラ等を試しつつ、最終的に鋼風船オオニューラとスケショガブリアスの使用感が良いという結論に至った。
特に鋼風船オオニューラは明確に軸になれる性能だと感じたため、シーズン終盤はオオニューラを動かしやすいように構築の微調整を繰り返し、完成させた。

最終結果

TN Espada 最終14位 レート2145
114戦 81勝 33敗

基本選出

先発と2体目
カイリュー ガチグマ ガブリアス マスカーニャ
後発 
オオニューラ サーフゴー ガブリアス マスカーニャ

構築の幅が広いルールであるためアドリブになる機会は多かったが、基本的には上記の選出順を守った。

個体解説


カイリュー@おんみつマント マルチスケイル 妖
197(244)-x-122(52)-121(4)-144(84+)-116(124)
ほのおのうず でんじは アンコール はねやすめ 

初手に選出する頻度が高い電磁波撒き。並びから型の誤認を招きやすい。落ちないように粘りながら渦電磁波アンコールで剣舞オオニューラが一方的に殴れる状況を整えていく。
対スタンパにはやや特殊な挙動をし、対サーフゴーでトリックを受け入れ渦連打で捨てる・ガブリアスに対して非テラス渦から入る、といった立ち回りを心がけていた。テラスタルを残し、トリック等の積み崩しも事前に消費させておくことでオオニューラの立ち回りが安定しやすくなる。


サーフゴー@メタルコート おうごんのからだ 飛
173(84)-x-116(4)-190(156+)-113(12)-136(252)
ゴールドラッシュ シャドーボール わるだくみ みがわり

持久力ブリジュラスや受けに対して強い。選出画面に存在するだけでこちらのカイリューがトリックを撃たれにくくなるという択のアドバンテージを得ることができる。
アタッカー対面のサーフゴーの飛行テラスは極めて読まれやすく、ガチグマの大地の透かすような形での使い方には全く期待していなかった。ドオーグライオンヘイラッシャ辺りには有効に働いたため、飛行テラス自体は正解であったと感じる。


マスカーニャ@きあいのタスキ しんりょく 草
151-178(252+)-90-x-91(4)-175(252)
トリックフラワー はたきおとす ふいうち ちょうはつ

序盤に投げてテラス圧を与えたり、後発のストッパーとして使える襷枠。意地草テラスしんりょくトリックフラワーの火力が凄まじい。
しばらくは原案通りにトリプルアクセルを採用していたが、トリプルアクセル安定→勝ちに直結するシーンが少なかったため、シーズン終盤はちょうはつに変更した。積みや受け相手にちょうはつで切ってから風船オオニューラを着地させることで、かるわざを発動させやすくなる。


ガブリアス@ラムのみ さめはだ 水
じしん スケイルショット アクアブレイク つるぎのまい
197(108)-188(172+)-116(4)-x-106(4)-151(228)

流行対策枠。上位に多かった毒手オオニューラやグライオン対策として採用した。取り巻きとしてありえるアーマーガア・ヘイラッシャ・高耐久地面に対しても確実な削りを遂行しやすい。
投入したのが最終日の朝であり、水ラムに変えてからは一度もグライオンにマッチングしなかった。脱出パックオオニューラに対しては2試合拾えたのでセーフとする。
いかさまダイス持ちではないが、一度引いたオオニューラの上を取れないと勿体ないのでスケイルショットは必要と考えている。


オオニューラ@ふうせん かるわざ 鋼
185(236)-189(172)-90(76)-x-103(20)-141(4)
フェイタルクロー インファイト シャドークロー つるぎのまい

ほぼ全試合に選出した後発の積みエース。鋼テラス+ふうせんにより、高速積みアタッカーでありながら一時的にアーマーガアのような耐性を獲得できる。
後発運用に拘るのは、技選びが相手のテラスタルに左右されやすいという理由。相手に先にテラスタルを使わせることで剣舞オオニューラというポケモンのスペックが跳ね上がる。後発のアタッカーでありながらステロやどくびしが痛手にならないのも強みの一つ。
本構築の取り巻き全てはこのオオニューラを強く動かすためだけにいる。


暁ガチグマ@たべのこし しんがん 妖
220(252)-x-159(36+)-155-113(220)-57(S0)
ブラッドムーン しんくうは あくび つきのひかり

削る・仕留める・寝かす・受け切る。大抵のことはできるなんでも屋。渦カイリューがどうしても刺さっていない場合の初手役や、誤魔化しの二番手として重宝した。
シーズン終盤はサイクル気質のオオニューラやグライオンが多かったため、選出頻度は高くなかったが、メタが薄い相手に対してはアドリブとプレイングでどうにでもできるようなハイスペックポケモンだったと感じる。

重いポケモン

初手マスカーニャ
ヘイラッシャ
命を大事にするコノヨザル

終わりに

久しぶりに悪くない順位を取れてやったーという感じ。
ランクマの取り組み方を見直して改善したら、対戦数が少ないながらも結果がついてきたという形なので、今後も頑張れるモチベーションが湧いた。


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