4年後、4年前の私へ
これはあくまで、今後私が道から外れてしまうことが無いように未来の自分へ送る文章です。
私は大学生活で良くも悪くもいろいろなことを知りました。
看護学部という学部に入って、命というものや人生というものがどういうものであるのか、前よりもずっと自身の考えを持つことができました。そして死というものに対し真摯い向き合うことができるようになってきていると思います。
それ故に、私は私の行く末についてしっかりと考えることができている。
母親の期待と憧れを押し付けられ、母親が喜ぶならと看護学部を志望した、無垢で無知で稚拙な高校生の私に問いたい。
本当にやりたいことは何?
このまま親にとっての良い子で一生を終えますか?
母親や父親、教師はあなたに自身の経験に基づく考えやらを言ってくるでしょうが、
結局人生、何もかも一人の力で生きていくんです。
あなたの人生に、周りの人間は責任を取ってはくれません。
周りの上手い言葉に乗って甘えて、自分と向き合うということを放棄し、楽な道を選ぶのはもうやめましょう。
大学で悩んで、初めてこんなに長い時間自分の心と向き合ったことでしょう。
それでも勇気や度胸が無く、学校を辞めることはできずここまで来た。
そんな自身の幼さにそろそろ別れを告げましょう。
絵を描きたい、法医学に関わりたい、歌を歌いたい、医学研究に携わりたい、
私はたくさんやりたいことがあります。
無駄にできる時間などありません。
大学を卒業したら、本当の意味の自由を手にします。
きっと私はお金をためて、本当に進みたい世界へと歩むことができているのだと信じています。
4年後の私が、私の思うままに生きることができていることを願います。
大学4年生の私より