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ATARI2600:BERMUDA TRIANGLE

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ゲームタイトル:Bermuda Triangle
販売:DATA AGE
種別:横スクロールシューティング
発売年:1982年
カートリッジID:116007
※本記事は基本的に無料で読めます。
 ゲームマニュアルと同梱のストーリーカードを有料部分で公開してますので、興味ある方はどうぞ。

1.ゲーム概要

Bermuda Triangeは1982年にDATA AGEから発売された、魔の海域「バミューダ・トライアングル」を題材としたアクションシューティングゲーム。

タイトル

一般的に語られているバミューダトライアングルの伝説といえば、当該海域での船舶・航空機の失踪や霊的な不気味な現象がよく取り上げられるが、このゲームではSF部分の現象にかなり傾注、というか偏り過ぎている内容となっている。

敵一覧

このゲームの主人公は、海底調査用の深海潜水艇であり、なぜかロケット推進式の魚雷を搭載しており、攻撃能力を有している。
出てくる敵といえば、サメや巨大なイカ(多足の黄色い物体)などは普通だが、なぜか海中なのにUFOも出てきてしまう始末である。
ゲームの目的は、以下のような海底に眠るオーパーツを海上の回収船まで運び続けるというもの。

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海水の電気分解装置

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タキオン通信モジュール

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コルビニアンキューブ

以下にもオカルトやSFといった感じのオブジェクトであるが、だからなんだという感じでミステリー感はほぼゼロである。

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なお、上記のような罠も用意されており、バミューダボムと呼ばれている。これは回収すると爆発してしまうので注意。

回収船

指定のオーパーツをビーム転送で潜水艇に取り込んだら、海上の回収船にドッキングして受け渡すことでスコアが加算される。基本的には、これを敵にぶつからないように行っていく。

敵と接触

的に接触すると海中で大爆発が発生する。残機をすべて消費するとゲームオーバー。

2.総評

★★☆☆☆
ごちゃごちゃしたグラフィックの割にはゲーム部分が非常に貧弱であり、やることはただの短距離お使いであるため、比較的すぐに飽きてしまう。攻撃のバリエーションなども少ないため、単調になりやすい。テーマがテーマであるのでアドベンチャーゲームのように、ボスが用意されているだとか、謎解きがあるだとか、なにか目的があればよかったと思うがどうにも詰めきれていない感じだ。DATA AGE特有の高品質なグラフィックとは裏腹に少し残念な出来である。
以下プレイ動画

3.おまけ

ここではゲームのマニュアルと、当時同梱されていたゲームのストーリカードを公開しております。カードでは実際のバミューダトライアングルの解説も掲載されておりました。

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表紙

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