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Atari2600:MissileCommand
ゲームタイトル:MissileCommand
販売:ATARI
種別:サイドビューアクション
発売年:1981年
カートリッジID:CX-2638
1.ゲーム概要
本タイトルはATARIのアーケードゲーム作品である「MissileCommand」の移植作品である。内容としては、Krytolという惑星からZardonという惑星に対して核ミサイルによる攻撃が行われているため、これを迎撃ミサイルで防御し都市を守るというもの。いかにも冷戦期に作られたゲームといった感じだ。
画面の下に広がる青いものが都市で、中央の山がミサイルサイロとなっている。なお、アーケード版では画面左右端の台にもミサイルサイロが設置されていたが、ATARI2600版ではオミットされている。画面の赤い線が敵の核ミサイルの航跡であり、その下の短い棒線が迎撃ミサイルの照準マーカーである。迎撃ミサイルは30発用意されており、闇雲に撃って使い切ると詰む。
基本的に、迎撃ミサイルを直接敵のミサイルに当てるのではなく、迎撃ミサイルの爆風で敵ミサイルを破壊するという方式になっている。このあたりの迎撃方式は、80年代のMDの考えに則っているように思える(80年代当時のミサイル迎撃は核ミサイルの爆風で破壊する方式だった)。なお、迎撃ミサイルは発射から着弾までラグがあるため、偏差射撃が必須となる。
1ステージ目を守りきると、残りのミサイル弾数と守ることが出来た都市の数を集計し、スコアに加算される(未使用1発当たり5ポイント、都市は100ポイント)。ステージが変わると全体的な色味も変化し、難易度も上昇する。基本的には、飛んでくるミサイルの数が増える・ミサイルの速度が上昇し偏差射撃が難しくなるなど。
そして、難易度が更に上昇していくと、他の核ミサイルに混ざって、敵の巡航ミサイルが飛んでくる。巡航ミサイルは125ポイント入手できるので必ず破壊しよう。
都市が破壊されると、きのこ雲とともに瓦礫と化す。核の恐怖である。
すべての都市が破壊されると、画面がフラッシュし、轟音とともにゲームが終了する。この時のサウンドが非常に重厚でATARI2600でしか味わえないものであると、個人的に思う。
2.総評
★★★★★
ATARI2600のスペックを考えても、かなり忠実にアーケード版が移植されていると感じる。プレイ感覚はそのままで、まさに家庭でプレイできるアーケードゲームといった感じ。難易度についても、低年齢の子供向けにイージーモードが用意されているため、難しすぎて投げ出すということは起きないだろう。また、ゲーム性とは別に非常に深刻なバックストーリがあるのも面白い点。ただし、このゲームはエンドレスであるため、Zardonの滅亡は避けられないが・・・・・
以下プレイ動画
3.おまけ
ここではマニュアルを公開しております。
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