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Atari2600:Millipede

ゲームタイトル:Millipede
販売:Atari
種別:トップダウンアクション
発売年:1984年
カートリッジID:CX-26118

1.ゲーム概要

本タイトルは1984年にAtariよりリリースされたAtari2600用アクションゲームである。1982年に同社よりリリースされたアーケードゲームタイトルの移植版である。また、同社のアクションゲーム「Centipede」の続編でもある。前作ではムカデが敵だったが、今回はヤスデである。

タイトル画面

Atari2600ゲームの後期タイトルだけあって、しっかりとタイトル画面とデモも用意されている充実っぷり。ゲーム内容としてはCentipedeとほぼ変わらないが多くの追加要素があり、前作よりもバラエティ豊かである。

開始時のスコア数選択画面
ゲーム画面

こちらのゲーム、難易度選択はないが開始スコアを0,15000,30000から選ぶことが出来る謎の機能があり、一説には最初から高難易度でプレイするためといわれている。あまり変化した感じは見受けられないが・・・

迎撃している様子

基本はCentipedeと同じで上から攻めてくるヤスデを弓矢で迎撃するというもの。ヤスデのすべての節を迎撃してキノコに変化させればステージクリア。なお、キノコは障害物となるので、適宜破壊するべし。なお、画面中に存在する「DT」とは殺虫剤DDTのことで、破壊すると爆散し、ヤスデを一気にせん滅する。なお、DDTでヤスデを破壊した場合、スコアが3倍となる。

ハチ
カブトムシ
蚊と蜘蛛

今作でも様々な昆虫が妨害してくるため注意が必要となる。上記以外にもトンボやハサミムシなどもいる模様。ただ、敵のバリエーションが増えるのはプレイバリューの向上につながるからいいね。プレイ中はいらいらするけど。

2.総評

★★★★★
基本的にCentipedeとゲーム性は変わらないが、サウンドやグラフィック、ギミックや敵のバリエーションなどがかなり強化されており、非常に楽しいゲームに仕上がっている。なお、日本ではなぜかHAL研究所からファミコン版がリリースされており、Atari2600版よりこちらの方が入手もプレイもしやすいかもしれない。とにかく面白いゲームなので一度プレイしてみてもらいたい。
以下プレイ動画


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GSH
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