【冬季五輪シリーズ】ATARI2600:SKIING
ゲームタイトル:ICE HOCKEY
販売:Activision
種別:スポーツ
発売年:1980年
カートリッジID:AG-005
1.ゲーム概要
SKIINGはActivisionによって1980年にリリースされたゲームであり、初期Activisionのリリースタイトルの一つでもある。ゲームの内容は、スキーの競技であるアルペンがベースとなっている。
虚無から始まる
ゲームを開始すると何もない状態から始まり、ボタンを押すとステージが描写されスタートする。
ゲームモードの1~5はスラローム競技で構成されており、坂に設置されている指定数のゲート(旗と旗の間)をなるべく多く通り、いかに早く最後のゲートまでにたどり着くかを競う。ゲートを1つ無視するごとに、クリア後のクリア時間に5秒のペナルティが加算される。方向転換は非常にクセがあり、曲がりたい方向に一回スティックを倒すと、その方向に身体を傾ける。もう一度傾けると、スキー板を動かさずホバリングのような動きで横にスライド移動する。もう一度傾けると、スキー板が指定方向に傾き、速度を落として方向転換できる。
ゲートの旗や途中に植えられている木などが障害物となりクリア時間に影響を及ぼす。
また、ゲームモードの6~10はダウンヒル競技で構成されており、200mや300mといった坂を如何に速く下るかを競う。なお、モード6はそれなりに低速だが、モード6以降は高速で滑走するため非常に難易度が高い。
ダウンヒルではくぼみも障害となる。
2.総評
★★★☆☆
良くも悪くもスポーツゲームという感じで、非常にシンプルなゲーム内容。特に、初期のActivision作品ということもあり、なんとも手探り感の感じる出来である。特にこの時期のATARIゲーの標準以上のクオリティではあるのでそれなりに遊べるだろう。ただ、一般的なスポーツゲーと同じで、ゲームモードは多くてもすぐに飽きてしまう難点がある。なお、もう一つの難点としては、エミュレータ機での動作ができないため、実機が必須となる。
以下プレイ動画