取取選択
今回の部員日記は、理工学部1年の宇津木陽太が務めさせていただきます。
夏休みが終わり、私が弊部に入部してはや半年が経過しました。時の流れは早いものです。
私は夏休みの大半をテニスコートで過ごしましたが、その次に時間を費やしたのは電車での移動です。一日三時間以上は電車に乗っていました。私はこの三時間何をしていたかと申しますと、スポ○ティファイで音楽を聴いていました。無料最高です。
お気に入りの曲を聴くと気持ちよく練習ができます。ただ無料コンテンツであるため、お気に入りの知っている曲ばかりでなく知らない曲が流れてくることもよくあります。そのような曲が流れてきた瞬間に私はすぐにスキップという行為を選択してしまっていました。スキップの代償であるデータ通信費に怯える毎日でした。
そんなある日、車のラジオから流れてきた曲に私は
ハッッッ!!!
とさせられました。
この曲、めっちゃええやん!!!
関東人なのに関西弁使ってすみません。私がハッとさせられたのは、その曲が全く聴いたこともないものだったからです。全く聴いたこともないのに、なぜか私の耳は嬉しがっているのです。もっと音楽を楽しみたい、そう思いました。
その日から、もうスキップはしない、と心に決めました。そうしますと、なんということでしょう!私のお気に入りの曲がどんどん増えていくのです。今までにない世界観に触れられて、電車での移動時間もとても楽しくなりました。
以上が、どうでもよくはないですがどうでもいいことでした。
このことを踏まえますと、何か熱を注いでいる物事において、敬遠していいものはない、つまり、えり好み・取捨選択をするのは損だといえます。もちろん、自分に合わないものもたくさんあるでしょう、合わないものと向き合う時間が無駄だと思う方も居られるでしょう。
しかし、我々大学生は無限とまでは言えないものの多くの時間があります。その中で「真剣に」試行錯誤していく。ソフトテニス部の一員として、細部にこだわり、勝利を目指していくことにおいて、非常に収穫の多い時間になると思うのです。
取取選択
くだらない造語ですが、ソフトテニスにこの言葉で向かい合っていきたいと思います。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。
最後に、四年生の先輩方、お疲れ様でした。先輩方の悔しい思いを背負うというのはおこがましいかもしれませんが、そのような気持ちで練習に励んでいきます。本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。
長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。