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今宵の月のように

婚活アドバイザーのテレビを観た。

最近結婚相談所で結ばれて結婚した
知り合いがいたので興味があった。

特集されていた男の人たち2人とも
個性的だったけど、根は人柄が良いのが伝わった。

バツイチの方の男性が
外階段を降りる時「くだらねえとつぶやいて…」と
口ずさんでいたので

私は「これは良い人だ‼︎」と思ってしまった。

エレファントカシマシを聴いていると
3カ月に1回くらい
「今宵の月のように」に戻ってくる。

エレカシにとって初めてのドラマのタイアップ曲。
ドラマのプロデューサーがすごく真面目で
熱意のある方だったと。
ドラマの締め切り10日前に試行錯誤して作った曲。

「僕はタイアップとかっていうのがどういうものかわからないけれども、ただ一番いいのは、
僕なりに一番合っているものを出した方が、自分達にとってもすごくいいんじゃないかっていう風に思ったんで。

なんか無骨でもいいから
何しろいいドラマを作るっていうのを第一に接してきてくれたような気がしたから。」

風に吹かれてーエレファントカシマシの軌跡

音楽プロデューサーの佐久間正英さんに、
何度も相談して作り上げたと。

その後、エレカシは数々のタイアップをしていく。
タイアップが好きだと語っていたような記憶もある。

佐久間正英さんは
くるりの「東京」もプロデュースしている。

【月刊BARKS 佐久間正英 前進し続ける音楽家の軌跡~プロデューサー編 Vol.4】90年代のプロデュースその2~早川義夫、エレカシ、くるり

この記事が面白くて何度も読んでしまう。

私がくるりを好きになったきっかけの曲は
「東京」だった。

エレカシもくるりも
佐久間正英さんのプロデュースの魔法にかかった
最高の曲を生み出した。

それをリアルタイムで聴くことができて
今でも聴き続けている。

「今宵の月のように」も「東京」も
私にとってエポックメイキングな曲だ。

何度も戻ってくる曲。

何度も何度も聴いたから、
頭の中で流せる。
感謝の2曲である。


婚活のことだが、
愛を探しに行くことは
大事だなと思った。

月並みな言葉だが
行動を起こさないと何も変わらないと思う。

結局行動を起こして失敗した思い出も
時間が経つと
記憶が都合よくいい感じに忘れてくれて
結構いい思い出になっていると
この年で実感することが増えた。

私の頭は都合よく出来ている。
忘却は最大の能力だ。

くだらねえとつぶやいて
醒めたつらして歩く
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙

いつまでも続くのか
吐きすてて寝転んだ
俺もまた輝くだろう
今宵の月のように

夕暮れ過ぎて きらめく町の灯りは
悲しい色に 染まって揺れた
君がいつかくれた 思い出のかけら集めて
真夏の夜空 ひとり見上げた

新しい季節の始まりは
夏の風 町に吹くのさ

今日もまたどこへ行く
愛を探しに行こう
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙

ポケットに手を つっこんで歩く
いつかの電車に乗って いつかの町まで
君のおもかげ きらりと光る 夜空に
涙も出ない 声も聞こえない

もう二度と戻らない日々を
俺たちは走り続ける

明日もまたどこへ行く
愛を探しに行こう
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙

明日もまたどこへ行く
愛を探しに行こう
見慣れてる町の空に
輝く月一つ

いつの日か輝くだろう
今宵の月のように

今宵の月のように エレファントカシマシ

名曲中の名曲。

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