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ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む

長男と次男と公園に行った。

すべり台が楽しそうで
ついつい私も2回滑ってしまった。

笑顔で走り回っているのをみていたら、
連れていって良かったなと思った。

次男を主に見守っていたので
長男は自由にさせていた。

帰り際に、
「お兄ちゃん、ありがとう」と聞こえた。

振り返ると、5歳くらいの子が
長男にお礼を言いにきていた。

その少し離れていたところには
その子の両親もいて、丁寧にお辞儀された。

長男と私は軽く会釈して帰った。

夕日が綺麗で反対側を見ると満月が綺麗だった。

長男に聞いたら、5歳くらいの子が
少し難しいアスレチックを登るのが上手にできず
手伝ったとのことだった。

私は素直に
「すごいね。助かったと思うよ」
と言えなかった。

かわりに
無理に登らせたのではないか
逆に危なくなかったか
を確認した。

長男が言うには5歳の子はあきらめず頑張っていたから手伝ったとのこと。

帰りの車で長男と次男に
「お母さん、今日はとても楽しかったよ‼︎ありがとう」と言われた。

沈みかけた夕日に照らされた海が見えて、
ちょうど小坂忠さんの「機関車」が流れていて
ちょっとウルっときてしまった。

単純なものだ。
来週も公園へ連れて行こうと約束した。

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
烏(からす)よ お日を追っかけて
まっかに染(そ)まって 舞って来い
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む

ぎんぎんぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む

夕日 童謡

日によってはこの歌を聴くと泣けてきてしまう。

日が沈む寂しいはずの風景が
力強く太陽を表現していて
寂しさを感じないし
太陽の存在の偉大さを確認できる。
「みんなのお顔も まっかっか」
なんて子どもたちの笑顔が浮かんでしまう。
100年以上も前の歌なんて、凄いな。

機関車も大好きなのでまた今度。

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