ママになってみたいな
忘れてしまったがどこかで聞いて
印象に残った言葉。
どんなことでも子どもに伝えるときは
言葉に責任を持ち
覚悟を持って本気で伝える。
だから子どもが悲しむ言葉は
使わないほうが良い。
傷つけるつもりはなくても
私も人間
行き過ぎてしまうことがある。
でもこの言葉を聞いたとき
なんだか背筋がピンっと伸びて
その通りだなって思えた。
あまりにも理不尽なことが続いたとき
まくし立てるように
感情に任せてひどい言葉を浴びせてしまうが
ふと我に返ると
今日のこのナイフのような言葉で
この子が一生立ち直れなくなったら
私はなんて愚かなことをしてしまんだと
苦しくなる。
次の日の朝
何事もなく「おはよう」と言われると
脱力したような安心感に包まれる。
二度と繰り返さないようにしようと思うが
また傷つけている。
昨日息子にとって嫌なことがあった。
お友達とのトラブルだ。
息子は我慢していた。
今回のことはお友達が息子を
からかう度が過ぎていたようだ。
いつもは
「あなたにも悪いところがあったんじゃない」
と息子を突き放す私が
「あなたはよく我慢した。あなたが深く傷ついたことをお母さんはその友達に伝えるから安心しなさい。
何があってもお母さんはあなたの味方だから」
と伝えた。
そうしたら息子が
「お母さん、今日はとても嬉しかった。
ありがとう。」と伝えてきた。
そして2日連続一緒に寝ようと
何度も誘ってくる。
私には覚悟が足りなかった。
子どもにとって
狭い世界で生きている子どもにとって
親の言葉と態度がいかに重要か。
頭で分かっているふりをしていた。
でも私は結局、自分の親と同じように
頭ごなしに否定して、子どもの心を傷つけていた。
出来る限り寝る前に
「世界で一番愛しているよ。大好きだよ。」
と伝えて眠るようにしていたが、
口先だけになることもあった。
愛を持って接すると伝わるな。
これからは
一生を決める覚悟で
もっと大切に我が子に向き合おうと思う。
「ママになってみたいな」の歌詞で
なぜか涙が出る。
すべては始まり 終わる頃には
気付いてよ 気付いたら
産まれた場所から 歩き出せ
歩き出せ