在職中の転職活動はノーリスクハイリターン

二度目の転職活動を終えて、完全に忘れ去る前に忘備録として残します。
転職活動の基本的な考え方/やり方を纏めるのに苦労した経験があるので、もし就活前の学生とか転職に悩んでる社会人の参考になったら嬉しいです。


0.前提条件

●経歴
・私立理系院卒
・セイコー子会社 組み込みエンジニア 7年
・Amazon 物流DX 3年
・大手食品/科学メーカー 物流DX

●信条
・面接で嘘は吐かない、盛らない
正義マンではなく、会社の期待値にそぐわず苦労したくなかった
また嘘をつかない、適当に便乗しないキャラが真摯として好評だった

1.結論

・転職エージェント経由で応募しない
・自分の可能性を勝手に狭めない
・主体性を持って業務を実行した経歴を作る
・自分がゼネラリスト/スペシャリストか自己分析する

2.転職エージェント経由で応募しない

・転職エージェントは「自社を経由して受からせる」ことが仕事である
・企業は転職エージェント経由で採用すると成功報酬の支払いが発生する

つまり企業は「エージェントを経由しないで直接応募」して欲しいんです。
このひと手間で書類通過率は大きく違います。
そしてエージェントは「どこでもいいから受からせる」ことが全てなので、「味方」じゃないです。絶対に騙されないでください。

あえてオススメするのであれば「ビズリーチ」は良さげな募集をメール配信してくれるので参考にするのはいいと思います。

3.自分の可能性を勝手に狭めない

転職活動において採用するかどうかは会社が判断することです。募集要項はあくまで理想像であり、実際は70点くらいの人材でも面接してくれます。私は英検2級(高3)でTOEIC700点の会社を平気で受けてました。

・任天堂 最終面接→不合格(京都永住を宣誓できなかった)
・RiotGames 二次面接→辞退(他社に決めた)
・ファーストリテイリング 最終面接→辞退(他社に決めた)
・ソフトバンク 内定→辞退(他社に決めた)

新卒時代は手も足もでなかった会社ですが、中途なら関係ありません。興味があるなら応募するべきです。最悪落ちても1年後にはリトライできます。

4.主体性を持って業務を実行した経歴を作る

転職活動で一番重視されるのは職務経歴です。特に好まれるのが「主体性を持って、複数部署(会社)と連携して、困難を乗り越えて、大きな金額の成果を挙げた経験」です。

基本的には眼の前の仕事を主体性を持って真面目にすれば良いです。しかし業務内容によってはどう頑張っても主体性を持てない業務もあります。例えば日々のルーチンワークを淡々とやる職種では難しいです。もし転職を考えていて、上述の経験を得られないならば転職のための転職をしてもいいかもしれません。

5.自分がゼネラリスト/スペシャリストか自己分析する

転職活動を終えて今更理解したのですが、私はゼネラリストです。要するに浅く広く知見があり、業務内容に拘りがなく、専門職より総合職に向いた人材です。これは自己分析すれば自分がどちらか悩むことはないと思います。

つまり募集要項から「ゼネラリスト/スペシャリスト」のどちらを募集しているのかを判別して、自分にマッチしている企業を受けるべきです。私はこの工程を飛ばしたことで「スペシャリスト募集」に全て落ちました。

逆説的に言えば「行きたい会社」が「ゼネラリスト/スペシャリスト」のどちらを募集しているのかを判断して、それに沿った人生を送れば今は難しくとも将来的には入社出来る可能性が上がります。

6. 終わりに

「在職中の転職活動はノーリスクハイリターン」です。余程の愛社精神、仕事への情熱がなければ基本的にやったほうが良いと思います。相互フォローくらいの関係だったら相談乗るのでDMください


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