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【今週土曜開催】集大成となる「シシコツコツ」。長野県内・県外から「熱量」をテーマに実践者から学び、つながる1日を。

いよいよ今週末に迫った、長野を舞台に実践者の背中から学び、新たな仲間と出会うイベント「シシコツコツ 2025」。

これまで3回開催し、毎回その年にあったテーマと長野県内外の様々な実践を行う人が集い、新たな発見とつながりが生まれていました。

このイベントは、主催である長野県DX推進課との話し合いの中で、DX人材の誘致・育成の一環として必要なことを、技術だけではなく、これからに向けた変化や適応ができる「考え方」や「姿勢」であるという仮説のもと、開催してきました。

これまでのシシコツコツ

初開催となる2021年は「ないものは、山で作れる」をテーマに長野の7つのテーマの実践者を呼び、オンライン配信のみでトークセッションを開催。500名以上の方に参加いただきました。

配信のみの開催でしたが、パーテーションも必須でした。

2年目はコロナ禍を見つめ直す「再構築」がテーマ。移住や観光(ワーケーション)などといった、コロナの影響でおきた変化や移住者が増える中での地域内での役割について、長野県内で取り組みをしている人と語り合いました。

3年目のテーマは「あそび」。生きる上でも新たなビジネスを起こす上でも自分も相手も喜ぶ「あそび方」が重要になってきます。また人生や事業においてどう「あそび(ゆとり)」を持っておくのかも重要です。信州大学教授のBossBさんやsio株式会社代表の鳥羽さんなどと「あそび」を軸に生き方・事業の起こし方の2軸で話を展開しました。

これまでのアーカイブ記事・動画はこちらから御覧ください。

今年のテーマについて

4年目を迎える今年のテーマは「熱量」。AIの活用が進む中で、私達が「熱量」を持って取り組むべきテーマ・実践はどのように生まれるのか?これからキャリアやプロジェクトについて考えるうえで、つづく・やめる・つくるの3つの視点からのセッションを展開。セッション終了後は、ソトコトの指出編集長を迎え、「二拠点思考」をテーマにしたボーナストーク&交流会を開催します。

毎年、メインビジュアルは長野県の鳥である「雷鳥」がモチーフに

熱量

熱がなければ、人の感情は動かない
人の感情が動かなければ、新しい価値は生まれない

熱があれば、人の感情がダイナミックに動き出す
人の感情が動けば、街に新しい価値が芽吹き始める

どれだけテクノロジーが発展しても
人と人が五感を駆使した情報交換の重要性は変わらない
なぜなら、人は人と触れ合うことで熱を高めるからである

自分ごとの社会と暮らしていく地域に対して
当事者意識を泥臭くかき集めるためにどうすればいい?

それはリアルで集まって対話することに尽きる
オンラインのやりとりはせいぜい3割に抑えて
人生のエネルギーはリアルな時間に7割費やそう

経営者でも、会社員でも、フリーランスでも
話せばわかる。会えば伝わる。集まれば可能性が増える
ビジョンを共有し、温泉に浸かって、同じ釜の飯を食べよう

仲間を見つけて共に過ごす
不安な気持ちを打ち消して眠る
明日の一歩を力強く踏み出す

シシコツコツ

今年の各セッションについて

セッション①
文化をつなぐ、世代をつなぐ

初回のシシコツコツでも大好評だったのが、老舗をテーマにしたトークセッション 。今回はもう少し切り口を広げ、「銭湯」・「信州蕎麦」・「本」の3つの切り口から、事業面だけでなく、文化をつなぎ続ける背中から学ぶトークセッションを開催。京都から「サウナの梅湯」などを展開するゆとなみ社の湊さん、元フジテレビの記者で家業である蕎麦メーカーを継いだ、滝沢さん、クリエイターのこだわりを形にする印刷会社、藤原印刷の藤原さんの3名が登壇します。人口減少など様々な影響によって、無くなっていくものも多いはず。その中で、時代に合わせて受け継ぐためには、何が必要なのかを考えます。

<登壇者>
湊三次郎さん(ゆとなみ社 代表/銭湯活動家)
滝沢玲奈さん(滝沢食品株式会社専務取締役)
藤原隆充さん(藤原印刷株式会社 専務取締役)

セッション②
「やめる」から生まれる

「地方創生」という言葉が拡がりはじめて10年。この10年を振り返ると、様々なプロジェクトが立ち上がり、人生が大きく変わる人も出てきました。新総理が誕生し、また新たな「地方創生」の動きが始まることも予想されます。
今回は、ロフトワークの共同創業者であり、飛騨や秋田で様々なプロジェクトをしかける林さん、日本一おかしな公務員からドコモへ転職し、全国各地を舞台に事業展開する山田さん。ジモコロの編集長を卒業し、森林や場作りなど多岐にわたる事業を展開する徳谷さん。様々な変化を起こし、地方の動きの中心に居るプレイヤーたちのこれまでとこれからを語るトークセッションです。

<登壇者>
林千晶さん(ロフトワーク共同創業者・相談役/株式会社Q0 代表取締役社長)
山田 崇さん(株式会社ドコモgacco EduWork事業開発室長/CLO)
徳谷柿次郎(株式会社Huuuu代表取締役)

セッション③
開発と自治

長野のまちを歩くと目立つインバウンド観光客。増え続ける観光客、減り続ける人口。これからの「地域」のあり方は誰がどのような思いを持って、受け継いでいくのでしょうか。今回は白馬・小布施をフィールドに活躍する30代の2名をゲストに迎えます。長野県最年少町長となった大宮さん、約120年の歴史を持ち、白馬で山小屋・スキー場などの経営に携わるキーパーソンの松澤さん。進行は、長野県の人口減少後の地域づくりを考える会議に携わる、藤原が担当します。
思いを込めて「まち」を次世代に受け継ぐために大事なポイントを考えます。

<登壇者>
大宮透さん(小布施町長)
松澤 英志郎さん(株式会社白馬館 取締役)
藤原正賢(株式会社Huuuu取締役)


任意参加でのボーナストーク&交流会では、『オン・ザ・ロード 二拠点思考』の著者であるソトコト編集長の指出さんを招いた出版記念トークセッションも行います。

今回の会場は、長野市の温泉施設「うるおい館」に隣接する「テラス・グランツ」です。
トークセッションとボーナストーク&交流会の間には「ふろ休憩」も用意します。また長野駅ー会場ー交流会会場でのシャトルバスも運行予定です。

今年もトークセッションはオンライン・リアルのハイブリット開催(ボーナストークを除く)です。長野県外の方も、長野に興味がある方であれば参加可能です。

ぜひお気軽にご参加ください。

【イベント概要】

主催:
長野県DX推進課
日程:
2025/2/15(土)13:00〜20:30
*18:15〜20:30は任意参加の交流会となります。
会場:
<13:00〜トークセッション>
テラスグランツ 2F(うるおい館隣):〒380-0872 長野県長野市妻科88番地
<18:15〜交流&トークイベント会場>
シソーラス株式会社:〒380-0833 長野市鶴賀権堂町2312-1参加費:無料
*交流会の参加費は「2000円(軽食+1ドリンク)」になります。
定員:
80名
参加条件:
すでに長野をフィールドに取り組みに携わっている方
これから長野でなにか取り組みに携わっている方
申し込み:
コチラから


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