キングオブマイナースポーツ|近代五種にツッコむ
スポーツは苦手だ。
正確にはするのが苦手。
なので観る分には、人並みににわかファンになったりする。サッカーとかサッカーとか。
残念ながら延期となってしまった東京2020オリンピックだけど、ちゃっかり観戦チケットを持っている。
そのチケットとは、近代五種。
思いましたね?「なんで?」って。
そりゃ大きな声では言えない。
言わなくてもなんとなくわかってもらえると思う。(ごめんなさい)
そんなわけで、知らないなりに調べてみよう。まだ1年ある。
来年めちゃくちゃドヤれるようになるぞ。
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調べてみるとこの日清のサイトがわかりやすいし面白い。
おや・・・近代五種、めちゃくちゃ突っ込みどころ満載のトンデモ競技なのでは?!
①競技構成
近代五種(Modern Pentathlon)
名前の通り、五つの種目で構成される。
フェンシング(ランキングラウンド、ボーナスラウンド)
水泳
馬術
射撃
レーザーラン
フランス、ナポレオンの時代を起源とした古代五種(レスリング・円盤投・やり投・走幅跳・短距離走)から競技化したもの。
要は本当の”戦い”を模しているんですね。
剣を振り、泳いで川を渡り、馬や足で陸を走る。めちゃかっこいい。
東京五輪では初めて、全種目を同一会場で、移動なしで観戦できる!らしい。
あの・・・逆に今までどうしてたんですか・・・
②勝敗のつけ方
★フェンシングはランキングラウンド・ボーナスラウンドがある。
まず1分間一本勝負の総当たり戦。(ランキングラウンド)
勝率70%を250点として、得点が増減するシステム。なにそれ。
その後、ランキングラウンド下位の選手から順に30秒一本勝負を行う。(ボーナスラウンド)
1勝したら、それまで獲得した点数に1点加算される。
ボーナスステージだドン!っていうイメージだけど合ってます?(違うと思う)
★水泳は200m自由形、2分30秒を250点として、1秒あたり2点ずつ増減する。(点数は0.33秒あたり1点という表記もあり。細かっ)
○○を△△点として増減するシステム好きすぎない?
★馬術は抽選で決められた馬と障害を飛ぶ。これはめちゃくちゃ運!
競馬みたいにパドックで馬選べる、みたいな制度もないんだ。競馬新聞もないんだ。
12障害15飛越、高さは最高で120センチメートル。高いね。
300点満点からの減点方式。急に減点しかしないんかい。
★射撃&レーザーランはレーザーピストルで5的を50秒以内に撃ち終える射撃と800mのランニングを交互に4回行う。なんで交互!疲れる!
しかもスタート順はそれまで獲得した点数を1点1秒として、点数良かったら早くスタートできるっていうオールスター感謝祭方式。
高順位だったからって油断したら、後ろからワイナイナ来るぞ。(来ない)
そしてゴール順位が最終順位になる。
・・・ねえ、積み上げてきた点数どうした?!
わかりづらいことこの上ないけど、すごく興味は沸いた。常にツッコめる。
関西人といっしょに観戦したい。
この5つを1日でやるっていうんだから驚きだ。
観戦時間は5時間15分。
野球中継だったら、21時からのドラマがビデオに録れなくて怒るどころか、野球の結末すら録れてないくらい長い。
③日本代表のこと
国内の認知度と比例して、競技人口も少ない。
2018年の全日本選手権の出場者は男女合わせて46人(男子29人、女子17人)です。目指せそうな人いたらぜひ。(無茶)
私は女子を観戦する予定です。有望選手とされているのが、朝長なつ美選手。水泳と短距離の選手なんですね。運動なんでもできるのうらやましい。
リオで日本人歴代最高順位の13位だったんですって。頑張ってほしい。
この記事で取り上げられている才藤歩夢選手は昨年の大会で優勝したそう。
代表はこれから確定なので、どうなるのか楽しみ!
ちなみに強豪国はヨーロッパ諸国や、近年ではロシアだそうです。
本家本元って感じですね。
日本頑張ってほしいなー。
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以上、適当にツッコみながら終わりましたが、すごく観戦が楽しみになりました。
世の中には知らないことが多いなー。
来年、無事にオリンピック開催されますように!