言葉と感情
みなさんは、自分の心に湧き起こる感情を
言葉で表すことは出来ますか?
子ども達が話せるようになってくると
『言わなければ分からないよ?』
『お話し出来るよね?』と
言うことが増えてはきませんか?
でも、ちょっと考えてみてください
子ども達がいい淀む時は
自分の頭の中で考えていることや
新しく見聞きしたものを説明することや
自分の心で起こっている何かしらを
『伝えたいけど、言葉が見つからない』
という状態の時ではありませんか?
特に『感情』の表現です
子ども達は話すようになる前
話さないから何も分からないのではなく
そこで周りで話されている言葉
自分に投げかけられる言葉を
蓄積しています
それが自分の精神的、肉体的発達と共に
様々な経験を通じて繋がっていくのです
赤ちゃんが泣いたら
お腹すいたの?
眠たいの?
オムツかな?
びっくりしたの?
など自然に声をかけますよね
例えば、大きな音がした時
反射的に体がビクッとして
それと共に心臓がドキドキしはじめて
周りをキョロキョロ見ますよね
肩がすくんだり
手に汗かいたり
ぎゅっと目を瞑ったり
逆に見開いたり
そこで
『びっくりしたね』
『驚いたね』
『怖かったね』
などの言葉をかけてもらうことで
今の自分のこの状態が
『驚く』『びっくり』『怖い』ということだ
ということと結びついていきます
もちろん一度で全てが繋がる訳ではなく
様々なシチュエーションを重ねて
同じような状態の時に
同じような言葉をかけられて
繋がっていくものです
3歳までに美しく前向きで豊かな言葉を
沢山かけられてきた子どもの脳と
罵倒や攻撃的で短絡的な言葉を
沢山かけられてきた子どもの脳とでは
3万語の格差を生み出すという
研究もあります
「ムカつく」「やばい」という言葉で
感情を表現するようなこともありますが
そこには
感情を表現する語彙が不足している
または知らない、ということも要因として
あるかもしれません
子ども達の心に起こっていることを
『言葉にして』と言うのなら
まずは、大人が感情を表現する言葉を
シチュエーションや子どもの状態を見て
それに相応しい言葉を
子ども達に伝える必要があるのです
自分の感情をどんな言葉で、
どのくらい表すことが出来るのか?
ぜひ書き出してください
もし、感情を上手く表せなかったとしたら
自分の感情と向き合ってみる機会を
作ってみるのもおすすめです
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