子どもは右脳で動いてる
子ども達は時に
『なんでそんなことするかな…』
ということをしたりしますよね
それは子ども達の脳が
右脳優位だからかもしれません
そんなことを教えてくれたのは
八王子在住で右脳教育をされている
UNOKYO代表取締役の川口さん
右脳教育とは - 【UNOKYO】0歳からの右脳・幼児教育
人間の脳には右脳と左脳があり
それぞれ得意な機能があるというのは
皆さんご存知かと思います
ですが、子ども達の脳は右脳優位だ
というのはあまり意識しないのでは
ないでしょうか?
子どものことが分からない!
子どものすることが理解できない!と
思うのは
大人は左脳を使っていることが多い
ということもあるでしょう
ということは
右脳の特性を知ることは
子どもを理解する一歩になるかも知れません
①右脳と左脳の機能
右脳の機能
直感的な思考
創造力と想像力
芸術的感性(音楽、絵画、ダンスなど)
空間認識
感情の理解と表現
全体像を捉える能力
左脳の機能
論理的思考
分析力
言語能力(読み書き、話す)
数学的計算
順序立てた計画や手続きの遂行
細部に注意を払う能力
普段、私たちは
自分の脳のどんな機能を使っているか?
なんて意識していませんが
今、文字を読み、文字からイメージし
様々な経験から内容を理解し
面白いなと感じたり
うちの子もそうなのかな?と考えたり
次を読むか読まないか判断したり…など
様々な機能を使っています
人間は生まれて間もなくは
ほぼ右脳で行動していますが、
言葉を発する3歳ごろから左脳が発達しはじめ
論理的思考ができ始めます
私も幼稚園や保育園で子ども達を見ていて
〇〇だから〇〇になるよね?
〇〇したらどうなる?
などの言葉かけで
考えられるようになるのは
幼児さんだなぁと思います
②子どもが右脳を使っている所
例えば
直感的なところ
子ども達に言葉であれこれ説明するより
実際にやって見せたり、
絵や歌などを使って伝えたりする方が
伝わりやすいのは、直感的に捉える能力が高いからです
創造的なところ
絵を描いたり、ブロックで遊んだり、
粘土や砂場遊びでも、子ども達は
自分達の世界を創って遊んでますよね
大人は理性が働くので、そこになかなか浸りきれませんが
子ども達は、目をキラキラさせながら
どこまでも空想の世界へ飛んでいきます
ストレートな感情表現をするところ
子どもは小さい頃ほど感情をストレートに表現し
喜怒哀楽がそのまま現れますよね
不快なら不快を現し
楽しいなら全力で楽しむ
突然、床に転がって泣いたり
大きな声でわがまま言ったりも
これを言ったから周りがどう思うか?
自分がどう見られるか?なんて考えません
だからこそ出来る感情表現です
記憶力の良さ
子ども達を見ていて感心するのはこれですね
電車の種類や路線、恐竜の種類
アニメのキャラクター
絵本や紙芝居などの内容のまる覚え…
好きなこと、興味のあることなど
よく覚えていますよね
昔ポケモンが流行った時に
沢山のキャラクター はもちろん
その進化版も完璧に覚えている子がいて
何でそんなに覚えられるのか?と
不思議でしたが
これは右脳を使った記憶力だから
なのだそうです
川口さんによると
大人もこの右脳を使って覚えると
記憶力がぐんとアップするそうですよ
なかなか覚えられない!すぐ忘れてしまう!という人に朗報ですね
右脳の機能は
左脳に偏りがちな大人も意識して使えるようになると
沢山のメリットあるそうです
③右脳を活性化させることのメリット
創造力が向上する
子ども達は自ら遊びを創造します
そんなことよく考えたね、と思うような
創造力を失わずにいることは
物事を様々な視点で見ることができ
新しいアイディアも閃きます
世の中の便利グッズや技術の発展は
枠にとらわれない発想から
ヒントを得ていますよね
感情の理解と管理ができる
子ども達は自分の「感情」が「言葉」と結びついていないので
今の自分の状態を「言葉」で現せと言われても
難しいことです
それが出来るようになるためには
子どもが感情を現した時に
それが「怒っているの?」「悲しいの?」と
言葉をかけてあげることです
ただ、子どもは言葉がなくても
相手の状態を感じることができます
ママが嬉しいと子どももご機嫌です
ママが悲しいと子どもも悲しくなります
家庭が安定していると
子どもの情緒も安定しているのを
沢山のご家庭とお子さんを見てきて実感します
その「感じる力」はとても大切なことです
相手と同じ立場になって
相手の思いに共感することができます
また、自分自身にとっても
自分が今、何をどう感じているのか?
自分の心身の状態を観察することで
自分をコントロールできるようになります
大人は自分の心や体が表す声を無視しがちです
休みたくても、休みたいと言えずに
健康を害している人も多いでしょう
そうならないためにも感情の理解とその管理を出来るようになるのは
とても大事なことではないでしょうか
リラックスとストレス軽減の効果
音楽を聞いたり、絵を書いたりすることは
右脳を使った活動になり
リラックス効果やストレスを軽減する効果があります
私はカラーセラピーをしていますが
色を塗ったり、見るだけでも癒されます
病気でベッドに寝ていた時に
丁度目に入るところに、緑と青の色のついたものがあり
それを見ていたら心が落ち着いた
という自身の経験から、カラーセラピーに関心を持ち
活動されている方もいます
色の意味と効果を知って活用するのもいいかもしれませんね
バランスの取れた思考を持てる
右脳はいいものですがそれだけでは
社会的生活が損なわれることがあります
左脳と右脳をバランスよく使うことで、
論理的思考と直感的思考を組み合わせた
バランスよい考え方ができるようになります
脳の両方の機能を知って
今、自分がどちらを使っているのか?
意識して観察することで
両方の視点から考えられるようになりますね
また、周りの人もどちらが優位になっているのかも
目星がついて、対応しやすくなるかもしれません
④右脳を活性化する方法
様々な効果のある右脳の機能ですが
どうやって右脳を活性化していったらいいでしょうか
その方法をいくつか紹介しましょう
芸術に触れてみよう!
絵を描いたり、音楽を聴いたり、ダンスをしたりすることで
右脳を刺激します。
瞑想や深呼吸をしてみよう!
瞑想や深呼吸はリラックスする方法のひとつ
現代人は呼吸が浅い人が多いそうです
目を閉じて外界の情報をシャットダウンして
深く深呼吸してみるだけでも右脳の直感的思考を促進します。
自然と触れ合おう!
自然の中で、暖かい陽の光や水の音
緑の森の空気など五感を通して感じながら過ごすことで
右脳の感覚的な部分が活性化されます。
新しい体験を楽しもう!
同じルーティーンを繰り返していると
無意識のパターンが出来上がってしまいます
新しい場所に行ったり、新しいことに挑戦することで
右脳が刺激され、創造力が高まります。
毎日買っている飲み物をいつもと違うものにしてみる
毎日同じルートで帰っているのを一本違う道に入ってみる
着たことのない服のジャンルを試着してみる
まずは小さなチャレンジをしてみてはどうでしょうか
UNOKYOの川口さんは右脳を活性化する
子どものおもちゃも作っていらっしゃいますが
ディノバーンというおもちゃを体験させてもらいました
都内の小学校にも取り入れられているもので
子ども達がとてもハマってやっているそうです
33通りの組み合わせがあって
この組み合わせを考えるだけでも面白いのですが
これがARと紐づいていて、なんと!恐竜が飛び出してくるのです!
33通りの組み合わせがあるので恐竜も33種類
全部を捕獲できるか!?
親子でワイワイ楽しめますね!
こんなおもちゃを使って楽しみながら
大人も子どもも右脳を活性化してみるのもいいですね
ディノバーンの詳細はこちら