子どもが見てる世界(視野)を体験できるメガネ「チャイルドビジョン」
この度、「横浜市様」「テラダクラフトスタジオ寺田松雄様」のご承認を得まして、HUuバージョンのチャイルドビジョンをリリースすることができました。誠にありがとうございます。
このチャイルドビジョンは子どもの視野を擬似体験できるメガネとして横浜市様の交通安全指導で使われているメガネで、デザイン制作を寺田松雄様が行ったものになります。
HUuでは子どもが見てる世界(視野)を体験して頂く中で、子どもへの声かけについて、ママやパパに考えて頂こうという啓蒙活動の一環として配布していく予定です。
そもそも大人と子どもの見えている世界は違う
ここで一つチャイルドビジョンを使って実験をしてみましょう!
まずはチャイルドビジョンを切り抜いて組み立ててください。
次に子どもと同じ身長になるために、中腰になりチャイルドビジョンを覗いてください。
そしてそのままあちこち歩き回ってみてください。
いかがでしょうか?
驚くほど、子どもの視野が狭いことに気づくはずです。
更に色々な状況を想像してみてください。
例えば、雨が降って傘を差している状況ではどうでしょう?
そうです!更に視野は狭くなります。
我々、大人はそんな事も知らず「邪魔だな〜」なんて思っていませんか?
これが子どもが見ている世界なのです。
子どもは身長も低く、視野が狭いということを知れば、今までの声かけや接し方も変わってくるのでないでしょうか?
そもそも子どもは大人より不器用である
次の実験です。
続いて子どもの不器用さを体験して頂きます。
チャイルドビジョンはそのままで、軍手を2重に着けて細かい作業をしてみてください。
いかがですか?
そうです!とても物が掴みづらいです。
う〜ん細かい作業がとてもやりづらい!
これが子どもの不器用さを疑似体験できる実験です。
では同じく生活の中で、子どもの不器用さを感じる状況を想像してみましょう。
例えば、子どもが靴を履いている場面です。
子どもは一生懸命頑張って靴を履いています。
しかし、大人はイライラ・・・
「早く!靴履いて!」
なんて言っていませんか?
子どもの不器用さを知っていれば、そんな声かけは出来ないはず・・・
もう少し待ってあげてください。
そして、履けたら「よく出来たね〜」って褒めてあげてください。
子どもへの声かけ意識してみませんか?
我々、大人は普段から子どもに対してどのような声かけをしていますか?
「〇〇ちゃん!ちゃんとしなさい!」
「早くしなさい!」
「ちゃんと前を見て歩きなさい!」
「〇〇したらダメじゃないの!」
などなど・・・
そもそも、大人に見えている世界と、子どもに見えている世界が違うことを知っていれば・・・
子どもは、大人が思っているより不器用なことを知っていれば・・・
子どもは自分なりに試行錯誤して「ちゃんと」を実践しているのに・・・
「そうじゃない!」と大人に怒られてしまいます。
するとその子は、「自分はちゃんと出来ない人間なのだ」という自己評価を下します。
大人と子どもの違いを知った上で、今一度、子どもへの声かけを考えてみませんか?