大きくなったら何になりたい？の先を聞いてみて
3月は卒業シーズンですね
こんにちは、現役保育士＆星心カラーセラピストHIROKOです
幼稚園や保育園でも卒園式を迎えたり
これから卒園式があるところもあるかと思います
卒園式といえば、子どもたちが
「大きくなったら〇〇になります！」と発表したり
卒園アルバムに書いたりすることが多いですよね
そんな中、皆様もメディアでよく取り上げられてご存知のように
AIなどの発達により
この先、今ある職業が４０％〜８０％なくなるのでは？と言われ
ビジネス界ではChatGPTのセミナーや講習会などが盛んに行われています
子どもたちの「大きくなったら…。」にも
昔はなかった「ユーチューバーになりたい」というのも定番になり
この先もきっと新しい職業が出てくるのでしょう
大きくなったら何になりたい？は、もう古い！？
子どもたちが大きくなった時に、今ある職業がほとんどなくなっているのだから「大きくなったら何になりたいか？」は、もう古い！
聞くなら「大きくなったら、どんなことをしたい？」という聞き方が
いいのではないか？というお話もあったりします
みなさんはどう思いますか？
私は「大きくなったら何になりたいか？」を聞いた後
「どうしてそれになりたいの？どんなところがいいと思ったの？」など
その理由をぜひ聞いてもらいたいなと思うのです
私は、色育インストラクターというものもやっているのですが
５歳の子どもたちの色育講座の時に
「大きくなったら何になりたいか？」を描いてもらい
その後に「どうしてそう思ったの？」を
じっくり一人ひとり聞いてみたことがありました
そこには子どもたちの素敵な「想い」が沢山あったのです
同じ「ケーキ屋さんになりたい」でも異なる想い
女の子に人気のケーキ屋さん
その時もケーキ屋さんと答える子が多かったのですが
「どうして？」を聞いてみると、一人ひとり理由が違いました
一人は「ケーキが好きだから」
ケーキを食べることが好きで、食べると嬉しい気持ちになる！
一人は「ケーキを作ってみたいから」
飾られているケーキが綺麗で可愛くて、そういうのを作ってみたい！
一人は「お姉さんが可愛いから」
ケーキ屋さんで接客してくれた、店員さんのようになりたい！
どうでしょうか？
同じケーキ屋さんでも、理由は同じではないですよね
この「理由」こうなりたいという「想い」がどこから来ているのか？
それを知ると、その子がどんなことに興味を持っているのかが分かってきます。
これは実は将来を考える上で、重要なキーポイントなのではないか？と
私は思っています
将来のやりたいことに繋がる「想い」
先ほどのケーキ屋さんの例で言うと
ちょっと極端にはなりますが
ケーキを食べるのが大好きな子が
そのお店のケーキは食べちゃダメだったり
ケーキを作りたい子が、ケーキを作らせてもらえなかったり
店員さんのようになりたかった子が、接客をさせてもらえなかったら
ケーキ屋さんになったとしても
なりたかったケーキ屋さんじゃない訳です
その子が「なりたいケーキ屋さん」は
その「理由」や「想い」にあるのです
ちなみに、私は幼稚園の先生になりたくて
その夢を叶えた訳ですが
「幼稚園の先生になろう！」と思った瞬間を
今でもはっきりと覚えています
それは
自分が困っていることを言えずに隠れていたのを
先生が見つけて話を聞いてくれて
解決への道筋をつけてくれた出来事があった時でした
私が幼稚園の先生や保育士以外にも
カラーセラピーやアンガーマネジメントやコーチングや
色んなことを学んできたのも、よーく考えてみると
「言えずに困っていること」を見つけて、話を聞いて
解決への糸口を一緒に探していけるようになるため
だったんです
まさに幼稚園で「先生になりたい！」と思った時
自分が「これをやりたい」と思ったこと、そのままを
ずーっと続けているのです
このHUuの活動もその「想い」に共通していたりします
子どもたちの「〇〇になりたい！」に込められた想い
すごくないですか？
あなたの「なりたい」は、どんな想いから？
子どもたちに「将来、何になりたい？」を聞くときに
どうしてそう想ったのか？も、ぜひ聴いてあげてください
子どもたちは色んな想いを持っています
きっと、キラキラした目で語ってくれるはずです
そして、あなた自身にも
自分が子どもの頃、何になりたかったか？
そして、そう思ったのはなぜなのか？
思い出してみてください
そして、今までの人生の中で
自分がとっても心を惹かれるもの
やってみたいと思うものって
そこに共通することがあるか？
というのも
お茶でも飲みながら、ゆっくりと考えてみてくださいね
そして良かったら
その「想い」を、聞かせていただけたら嬉しいです
「HIROKO」
幼稚園・保育園歴20年以上の現役保育士
星心カラーセラピスト
幼稚園や保育園についてや、０−６歳の子どもについて
聞いてみたいことがありましたら、ぜひフォームからお問い合わせください
https://forms.gle/McbK2NGtKMz5AsB2A