年末にスーパー需要のないマニアックな話を書く
2020年も暮れようとする12月29日。。。
約2年ほど頭を悩ませていた問題が解決!!
嬉しすぎるので、書く!!!!!!
あまりにもマニアックすぎて、全く需要の無い話を書きます。
レガシーシステムと動作環境について
日本の中小企業において、システム投資が遅れて古い基幹システムを使い続けている企業は多い。
理由は、
とか、
とかを読めば分かるので、興味のある方はどうぞ。
未だに「うちのシステム、WindowsXPじゃないと動かないから、仕方なく未だにXP使ってる。壊れたら、どうしよう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」と言ってる企業は多い。
WindowsXPは、新品で手に入れることが難しい。
(どうしても必要な時はセコイやり方で用意します。)
当社のクライアントにも、全く同じ事情でWindowsXPを使い続けているところがあり、もう15年選手のPC達が今にも壊れてしまいそう。。。
と、思いきや、なんだかこの時期に生産された国産のPCって、いい材料使ってたからなのか、全然壊れないので、案外大丈夫だったりします。
大手さんに『サーバーとパソコン一式入れ替えと、基幹死すてむ(誤字じゃないよ)のバージョンアップで2000万円也』とか言われて移行出来ずにいました。
旧基幹システムの機能の内、90%は当社でリメイクして新しい環境に移行ができたのですが、残り10%ほど、訳あって完全移行ができないため、基幹死すてむをどうにか生かさないといけないことに。
新しいWindows10のパソコンに試しに基幹死すてむをインストールしてみたのですが、まあ、見事に動きません(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
(もしこれで簡単に動いたら、2000万円の請求ってどういうこっちゃって話ですのでそれはそれで、、、)
愚公山を移す
足掛け2年、頭の片隅に置きながら、ふと思い立ったら色々と試してみて、ググって、また諦めて放置して、また思い立ち、、、と繰り返していたら、本日、完璧に解決することができた。
最後に残った大きな問題:OSの64bit化
近い未来、32bitが置き去りにされます!!!
何より、「Windows10の32bit版を搭載したPCを、新品で購入することができない」という問題が発生。
なので、必然的にWindows10の64bit版を購入するしかない。
OSの32bitとか64bitが分からない方はこちら参照↓
15年前くらいに開発されたシステムなので、当然32bitのOS対応なんですよね。
一番困ったのが、「クリスタルレポート」という、帳票を印刷するためのソフトウェアが、上位互換無しのため「2005ver」を用意しないといけない。
32bit用のクリスタルレポート2005は基幹死すてむのインストーラ内に残っていたが、64bit版は無い。
ネットでいくら探しても、古すぎて見つからない!!!
2008を見つけたので試してみたけどダメ!!
半年くらい前に、ここで一旦諦めて放置していました。
そしたら、さっき閃いたのです。
同じように15年前くらいに開発されたソフトウェアのインストーラの中に、クリスタルレポート2005の64bit版が入っているのではないか???
市販の古いソフトウェアで手持ちのものをいくつか探してみたら、、、
ありました!!
「CRRedist2005_X64.msi」
「CRRedist2005_X64_JP.msi」
※困っている方いらっしゃいましたら差し上げますのでお知らせください。
これで遂に、クライアント様のWindowsXPのPCを全て新品のWindows10PCに入れ替えることが可能になりました!!
大手システムゼネコンが2000万円と見積もったお仕事、、、幾らでお請けしましょうか。
(・∀・)ニヤニヤ
年始から良いお仕事になりそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?