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双子妊娠 職場への報告編
今回は、双子を妊娠した際の 職場への報告 について記録しておこうと思います😊
妊娠の報告自体、タイミングや伝え方に悩むものですが、ましてや双子となると話が少し違ってきます。
体調面の変化や、今後の業務調整なども含めて、どのように伝えたのか、そして職場の反応はどうだったのかを振り返ります。
同じように悩んでいる方の少しでも参考になればうれしいです。
職場への双子妊娠の報告
妊娠が分かった当時、私はできるだけ早く職場に報告することを決めました。
特に多胎妊娠は単胎妊娠に比べてリスクが高く、通院の頻度も多くなるため、職場の理解を得ておくことが大切だと考えたからです。
まず、直属の上司と部長にだけ先に伝えました。多胎妊娠のリスクや、今後定期的に大学病院へ通う必要があること、産前休暇が通常より早く始まることなどを説明しました。
通院に関しては、私は一卵性の双子の妊娠であった為、妊娠16週から大学病院で毎週検診がありました。(16週といえば!ちょうど胎盤が完成するくらいの頃ですね!一卵性の場合は、そこからしっかりした頻度での検診が必要です!羊水量の差、胎児の大きさ、血流の流れのチェックなど。)
大学病院は平日しか開いておらず、また総合受付でかなり待たされる為、ほぼ半日検診で潰れてしまいます💦
幸い、上司は私の体調を気遣いながら、できる限りのサポートをすると言ってくれたので、安心することができました🙂
その後、つわりがひどくなり、体調の変化もあって次第に周囲の人にも気づかれるようになりました😣
「あれ?なんか最近元気なくない?悩み事があるなら言って!話聞くよ!」
と真剣な顔をして話しかけてくださった、同じフロアの男性上司もいました😂笑
(本当によく部下の事を見ているなぁ。とその時は感心しました。)
特に、妊娠初期は無理をすると体調を崩しやすかったため、休憩を取ることが増えたり、業務のペースを調整する必要がありました。そのため、徐々に周りにも妊娠を伝えるようにしました。(というか、つわりがしんどくて、次第にバレていく…。😢)
双子妊娠の産前休暇とは
妊娠初期の報告の際、産前休暇についても上司に説明しました✨
通常の単胎妊娠では妊娠34週(出産予定日の6週間前)からの産前休暇となりますが、多胎妊娠の場合はリスクが高いため、妊娠28週(出産予定日の14週間前)からと、早めに産前休暇に入ることができます。
これは、多胎妊娠では単胎妊娠に比べて早産などのリスクが高く、妊娠後期には管理入院が必要になることが多いためです。
私の場合も、通院の回数が増え、妊娠後期にはさらに体調管理が必要になることが予想されたため、職場と相談しながらスムーズに休みに入る準備を進めました。
寧ろ妊娠中期には、妊娠後期並みのお腹の大きさだったので、産前休暇が早まってちょうどよいくらいの体感でした。
積立有給とは
多胎妊娠のため、定期的に大学病院へ通う必要がありましたが、仕事との両立が大変だったため、私は積立有給の制度を利用して通院をすることを考えました。
積立有給とは、使用せずに消滅してしまう有給休暇を一定の条件のもとで積み立て、特定の理由(病気・介護・妊娠による通院など)で使用できる制度です。
しかし、これまで職場でこの制度を利用した人がいなかったようで、厚生課の担当者も少し困惑していました。
初めは
「長期療養でなければ取得できません」
と誤った回答をされましたが、事前に制度を調べていたため、
「妊娠による通院にも使えるはずです」
と説明しました。
その結果、改めて上司に確認してもらい、最終的に取得可能との回答を得ることができました。
この時ばかりは、自分で調べておいて本当によかったと実感しました。
振り返り
今回の経験を通じて、これまで職場の制度について無関心に働いていたことを改めて実感しました。
自分にとって必要な制度があっても、知らなければ活用することはできませんし、制度の存在を知っていても、自分から声を上げて申請しなければ利用できないことも多いのだと痛感しました。
職場の制度は、いざというときに役立つものばかりなので、今後はもっと関心を持ち、必要なときにきちんと活用できるようにしたいと思います。
職場の理解もあり、スムーズに調整できたことで安心して過ごすことができました。制度について事前に調べ、自分の状況に適用できるかを確認したことがとても役立ったと感じます。