尿膜管遺残備忘録⑥

E先生の診察。

E先生、大変に紳士。とても優しくて安心できました。私も細かく聞く面倒なタイプですが、ちゃんと全部優しく答えてくれます。

そして判明した事実。尿膜管遺残があるから癌になるのではなく、膀胱頂部からの発生を尿膜管癌というのであって、この部分は遺残があろうとなかろうとみんなあるそうです。

だから臍側の尿膜管遺残を取る時に膀胱側を取るか取らないはお腹を開けた時についでに盲腸を取ってくるかこないかと同じような問題で、マストではない。膀胱頂部まで取ると膀胱切って縫わなきゃならないから入院期間も伸びるし尿カテしばらく入れておかなくてはならないなど内容も変わるから、よく考えて判断して欲しいとのこと。

うーん。それは知らなかった。残ってるから癌になると思ってた…。でもせっかく開けるならね、取って欲しい気もするし、余計なことして術後大変なのもな、と思うし…。

悩んでいたら、とりあえず膀胱鏡検査して、内側から膀胱頂部の様子を見てみて決めましょうかと言われ、それでお願いしました。

そして術前の膀胱鏡。

しみじみ女でよかったなと。

あれね、男の人、地獄だと思う。女でも結構な違和感と痛みあったんだから、男の人は膀胱鏡とか尿カテとか、大変だろうな…。前に男性上司が鼻中隔弯曲症の手術をした時、術後の鼻よりも尿カテが痛かったと力説していた。それを聞いた別の気胸の手術をしたこちらも男性上司がすっごい共感して気胸よりやっぱり尿カテが嫌だったとか言ってたから、まあそういうことなんだろう。

それでも膀胱鏡は気持ち悪かったです。水入れて膀胱を膨らませるんですよね。あれが嫌。でも気持ち悪かったけどそれほど痛みはなかったです。

ただ終わったあと2、3日は膀胱炎みたいになりました。

膀胱鏡的には全く問題ないとのことで、あとはお腹覗いて取った方が良さそうであれば取ってもらう、ということで決定。膀胱側を取った場合、ポート増やさなきゃならない可能性もあるらしく、それだと単孔式に拘って探した意味ないのもあって、正直ちょっと膀胱側については取らなくてもいいかなーという気になりました。

診察後に入院申し込みと説明を受けて帰宅。

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