格闘技ではありません。Hustleはペアダンスです
自由度が高いダンス
Hustle ハッスル、というダンスをご存じでしょうか。
1970年代のディスコダンスが始まりで、サタデーナイトフィーバーで有名になったペアダンスです。
社交ダンスと違い、動きに自由度が高く、ドレスコードもなくカジュアルにTシャツとジーンズで踊れます。
Hustleを始めたきっかけ
もう10年以上、サボりながらも習い続けているのはなぜか。
それは、わたしの勘違いから始まりました。
別のダンスレッスンへ行ったところ、その日はHustleのレッスン日だったのです。帰ろうとすると、先生に「楽しいから試してみない?」と誘われて軽い気持ちで参加して、ハマりました。
わたしはダンスに関してど素人です。町内の盆踊りと、運動会のフォークダンスしか知りませんでした。体も硬いし、バランスが悪くて、平均台を渡るのに普通の人の倍の時間がかかります。
そんな運動神経でも大丈夫、ダンスの基礎がなくても始めやすいのです。
Hustleの好きなところ
好きな音楽で踊れるのもよいところ。
クラブミュージック好きならもちろん、ラテンでもソウルでも、アップテンポでもスローテンポでもいけます。音楽との一体感は気持ちよく、爽快になること間違いなし。
ペアダンスには、ステージのショーダンス以外、振り付けはありません。
リーダーが先導(リード)し、フォロワーが追従(フォロー)します。
ここがペアダンスの楽しくも難しいところです。
リードを伝えるには、つないでいる手をひっぱるのではなく、体重移動しながら身体全体で伝えていきます。フォロワーはリードを感じ取って動きをあわせていきます。
Hustsleもペアダンスなので、リード&フォローが醍醐味です。
言葉ではないコミュニケーションがうまくできると楽しさが倍増します。
ストリートダンサーにもおすすめ
Hustleの進化系に、New Style Hustleがあります。
Hustleの動きにストリートダンスのテイストが加わり、音楽もハウスミュージック、R&B、FUNKなど、クラブですぐ踊りたくなるものばかり。ストリートダンスをする若者たちの間で広まってきています。
New Style Hustleのレッスンにも行ってみました。やはり若い人が多く、みなさん熱心で、覚えが早い。音楽もHustleより速い。わたしのような中年にはスタミナが厳しめでした。あと20年若かったらなぁー。
Hustle仲間が増えたらうれしい
Hustleはまだまだ日本では認知度が低いです。布教?として、人気のあるサルサダンスの会場でデモダンスを披露したりします。デモンストレーションの衣装はその都度変わりますが、網タイツ、パニエ、つけま、カラコン、など、ふだん絶対着ないものが珍しくておもしろい。非日常的なことをするのはストレス解消効果抜群です。
コロナ禍のいま、相手と接触するペアダンスには注意が必要ですが、レッスンや練習会は少しずつ始まっているようです。
外出を控えて運動不足の人も多いでしょう。
コミュニケーション不足でメンタルを病む人もたくさんいます。
Hustleを習って、踊って、運動不足を解消してみませんか。
コミュニケーション能力が高まるためか、Hustle仲間どうしで、本当のペアになって結婚した人を何人も見ています。ダンス婚活もいいですね。
実際に集まる仲間は、年齢も職業も既婚者も独身もさまざまです。
レッスン料も、わたしが行くところは月謝ではなく1回払い。損はしません。
お試しに1回、いかがですか。ハマってしまっても責任はとりませんが。
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